【みんなの管理組合質問投稿】大手管理会社の営業について
以前理事を引き受けた際、当マンションが契約している大手管理会社が、修繕積立金の大幅値上げを提案してきました。彼らによると、「資産価値を上げるためにはもっと積み立てが必要」ということで、近隣のマンションとの比較資料を提示してきました。
この大手管理会社は、同じ地域で「AマンションはXXがあるからあなたのマンションも購入しないと資産価値が下がる」あるいは「新築のマンションはYYがあるからあなたのマンションも資産価値を上げるために導入すべき」というセールストークを盛んに展開します。この場合の資産価値とは、売買価格とか賃貸料のことだと思ってください。ちなみにこの大手管理会社は、不動産会社を含むホールディングカンパニーに属しています。
この大手管理会社は、近隣のAマンションにもBマンションにもCマンション同じようなことを言っている可能性があり、多分皆さんの地域で近隣のマンションを比較しても、同じような料金帯に収まっているのが現実ではないでしょうか。しかも、この大手管理会社の役員がマンション管理業の業界団体の理事をしている事実からすれば、健全な競争を妨げる独占禁止法違反の疑いさえ持ちます。
しかし、マンションの資産価格というのは、建物もさることながら、不動産市場や経済など社会情勢に影響されることもあります。社会的変化により一般的な資産価値が下がった場合、多くのマンション所有者は、資産価値に見合わない高額な管理費や積立金だけを払わされることになります。
自社従業員による「理事会サポート」などという、利益相反するサービスを平気で売り込んでいる管理会社です。マンション管理士や一級建築士などを従業員として抱えているので、理論上ホールディングカンパニーの利益のためなら、どんなシナリオでも作ることができます。そもそも「管理会社」と謳いながら、投資的な観点から、修繕積立金や管理料をアドヴァイスするのは、正しいビジネスのあり方なのでしょうか。私には「詐欺的」にさえ思えるのですが。
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