管理会社の抵抗(CIPが管理委託見直しのコンサルタントになる場面で管理会社が考えること) | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

私達のようなコンサルタント会社が管理組合に採用されることは、現状の管理受託会社にとっては迷惑千万な話で、できれば避けて通りたいと思う気持ちはよく分かる。
 
しかし、高い値段で質の低いサービスを提供している管理会社が後を絶たずに、管理組合から私達のようなコンサルタント会社が必要とされるのも無理のない状況だ。
 
そんなところで、これまで管理会社から色々な妨害や抵抗を受けてきた数々を忘備録として記録しておきたい。
 
▼委任状を改ざんする・・・委任状は記名式ではあるものの、白紙で提出をすると議長委任になるというパターンが普通の委任状の形です。その白紙委任状で提出する人が多いのは皆さんご存知のとおりです。これを管理会社や管理員が見つけると、その委任状提出の自宅に伺い、ピンポーン「この委任状●●●号室の☓☓さんの名前を書いて下さい」といつも顔なじみの管理員さんやフロント担当者に言われると、ついつい部屋番号と名前を書いちゃうんだけど、ところがどっこい、このお方は、管理会社支持の人で、私達コンサルタント採用に猛反対の人でした。この改ざん工作は、区分所有者自身に部屋番号と氏名をご自身で書いてもらうので、委任状の偽造では無いという管理会社の苦し紛れのコメント。これは某大手管理会社の実際にあったお話。これが見つかった時点で総会やり直しとなりました。これが見つからなかったらと考えるとゾッとします。で、これに対する対応策は、管理組合用のポストを用意して、鍵をかけて、管理会社や管理員さんに見られないように、理事会でしっかりと管理・票読みをする必要がありますね。
 
▼総会で区分所有者以外の管理会社社員などが私服で入ってきて、大声で猛反対、やじ、罵声で総会決議を先送りする。・・・これも某大手管理会社の実話。大型マンションだと、総会に顔も見たことがない人がやってくるのは日常茶飯事。その受付を管理会社数名がやるんだけど、そこに社員や関係者を紛れ込ませるなんてことも簡単。これで総会は簡単に紛糾。決議することが不可能に。で、これに対する対応策は、受付は管理会社でもいいのですが、そこに理事が最低1人以上張り付いて、関係のない人が入ってこないように見張っている必要があります。名簿のチェック、入場者と名簿の照らし合わせ方など、基本的な部分だけ見ておけばいいでしょう。本当は理事が受付をやるべきなのでしょうけれども、管理会社に依頼して、そこで不正がないように、1人でもよーく見張っていれば抑止効果も働き問題ありませんね。あまり管理会社を信用しないようにして下さい。
 
▼反対派住民は家族など複数で総会にやってくる。・・・これも管理会社に入れ知恵されたのだと思いますが、声の大きな反対派住民は夫婦や子供、知人を連れて総会にやってきます。そのほうが反対派勢力が大きくなるから。そして、必ず大きな声を出し、質問なども長い時間支配します。で、これに対する対応方法は、基本の出席者は区分所有者のみで、区分所有者以外の総会入室は禁止です。しかし、これまでのマンションの慣例として夫婦で普通に総会に出席などしていたマンションでは、受付で文庫本サイズに色紙を用意し、位置区分所有者あたり1枚の色紙を渡しましょう。総会での賛成/反対の挙手は、この色紙で上げてもらいます。こうすると挙手の数読みが楽になりますね。
 
こんなところが、これまで私達が受けてきた妨害工作です。是非皆さんご注意下さい。