世の中には、その人と関わると面倒なことに巻き込まれてしまう「トラブルメーカー」と言えるタイプの人がいます。
言い方は悪いが、仕事をしていると地雷のようなトラブルメーカーに出くわすことがある。合理的に考えると、そうした個人が邪魔に思えてくるが、邪魔に思っても問題は解決しない。
重要なのは、トラブルメーカーをそれ自体の問題としてきちんと切り分けることだ。トラブルメーカーへの対処を正規の作業プロセスにモジュールないしカプセル化して位置づけ、相応の対処を検討する方がよい。
トラブルメーカーを問題として切り分けたら、できるだけシステム的な対応に置き換えることが可能かどうかを考えてみよう。
少しきつい言い方になるが、ファーストフード店のイスが最初から固定されているように、トラブルメーカーの勝手な言動が自由にならないような事前策も考案する価値がある。
例えば会議において、何にでも反対する人がいるなら、最初から会議の手順で反対意見の時間枠を決めておいたり、異論はすべて議事録に明記しますとして異論が展開しずらいやり方にしてもいい。
「ご意見、ありがとうございます。議事録に明記しておきます。では次は…」として、次に偉い人のスピーチを組んでおき、その場を流していく手もある。
トラブルメーカーの言動履歴から言動のパターンを検討すると解決策が見えてくることもある。過去の議事録を読むことや先輩の経験談を聞くなどして、過去にその人がどのような対応をしたかを知っておくのもよいだろう。思わぬ弱点がつかめたりもする。
やっかいなのは、感情的な表現を繰り出してくるトラブルメーカーの対応だ。相手が感情的だからといって自分も感情的に対応してしまうと、それこそ相手のペースに乗ってしまうことになる。そうなると、さらに問題を複雑にしまう。
トラブル経験値の高いトラブルメーカーだと、こちらの冷静さを軽く打ち破るくらいの攻撃を出してくることもある。不合理でも相手が強いなら、勝とうとすることが間違いと言ってもよいくらいだ。
どこに行っても、トラブルメーカーはいるものだと思った方がいいですね。