元検事総長、但木(ただき)敬一さんの「よもやま話し」は笑えない、おもしろい話し!
日経新聞夕刊で但木さんのコラム掲載記事の話を聞いた。
検事時代の話しである。
「検事さん、私も年でね、できたら、南の方の刑務所をお願いしますよ」40年ほど前、目の前でにこにこしていた老人の前科は15犯位。
ここ7、8犯は、無銭飲食ばかり、冬に捕まって、夏過ぎに出てくるというスケジュールであったという。
飲み屋で2000円位、食べて飲んで「すみません。お金がありません。警察お願いします」である。
彼の望みは、冬の間、刑務所に入ること。
当時、こうした犯罪は、10ヶ月位、刑務所に入る程度の量刑だったという。
生活保護も知らず、こういう人にとっては刑務所が最後の拠り所であったようだ。
正月は、ささやかであるが、雑煮とおせち料理を折り詰めで食べられる。
現在、高齢の受刑者が増加しているという。やはり高齢者社会である。