マンション管理会社 不満のきっかけ | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

当社でコンサルティングをさせていただきました、あるマンション管理組合理事長のコメントです。

管理面で疑問を持ち始めたのは、定期総会で役員が選出された日の午後に行われた最初の新旧理事会に出席した時からだった。

管理会社のフロント担当者は、20代後半と若いが優秀で、新旧理事会では司会から議事提案など運営面を取り仕切っていた。

前理事長は物静かで穏やかな性格であることもあってか、フロント担当者の言うことにただ頷いているだけだった。

私は管理会社が理事会を乗っ取っているようなこうした状況を見て奇異に感じた。

これは多くの住民が管理会社は大手で会社がしっかりしているからマンション管理を全てお任せしていても大丈夫だろう、それと多くの役員がマンション管理での突っ込んだ話はある程度の専門的な知識がないと理解しずらく、理論武装をした管理会社と対等に話を出来ない、と考えていた土壌があったからかも知れない。恐らくそれまでの歴代の理事会もこの管理会社の言いなりだったのだろう。


2回目以降の理事会でも、フロント担当者は私の方ばかりを向いて話し、「理事長これで宜しいですか」と常に私に議事内容の了解を求め、私が了解したら他の理事の意見も聞かず、次から次へと議事を先に進めていった。私は自分の了解で事が運ぶので、次第に責任重大に感じ、疑問に思ったことは全てフロント担当者にぶつけたり、他の理事の同意を得るように心掛けた。

ただしそれは管理会社との関係を気まずくしないように注意を払いながらであったため、(マンション管理の専門家は管理会社を味方に付けてうまく利用した方が得策と述べている人が多いので)結局は先方の提案通りに従った。

私以外はいつも決まった理事K氏が毎回意見を2~3述べただけで、今考えるとH社のやりたい放題だったと思う。

しかも、管理会社フロント担当者の提案内容は、防犯カメラの増設や、小修繕などお金がかかるもの以外は、管理会社が不利な状況に追い込まれないよう決算報告を行わなかったり、役員が何かを積極的に提案してくることを避けるようにしているように見えた。

こんなところが、きっかけで、始まりでした。

皆さんも、理事になって、こんな風に「あれっ」って思ったことはありませんか!?