●●●設計事務所のリベートは20%に | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

数年前に大規模修繕工事のコンサルティングに携わらせていただいたマンション管理組合から先日SOSの連絡が入りました。


駐車場のある工事が、総会で議案化され、数日後に総会が開催されるが、どうもコストが高くて、業者と癒着がありそうで不透明である。ということでした。


よくよく聞いてみると、今回の駐車場改修工事は数千万円の工事で、理事会主導型で設計事務所を採用し、施工業者3社見積徴収し、結果、現在の管理会社が請負業者として決定をしたものでした。


私に問い合わせのあった大規模修繕工事の修繕委員と修繕委員長は、当時見積を取った額よりも、総会議案書には3~4割ほど高い金額になっていると。そこで、その仕様書および見積書を拝見させていただくことに。


すると、驚いたことに、この工事は、メーカーとスペックが指定されており、業者間の競争原理が働かない設計となっていて、しかも、なぜか工事予算と情報を持っている管理会社の●●●●コミュニティという管理会社紹介の●●●設計事務所が、設計コンサルティングをして、結果、管理会社の●●●●コミュニティーが受注業者に。


これに腹を立てた修繕委員と修繕委員長は、私のところにSOSの電話をかけてきました。


そこで、競争原理の働くスペックで、正しい競争原理を働かせると、3~4割コストダウンとなり、●●●設計事務所の指定工法である10年保証が得られることがわかりました。しかも、他のコンペティターである、見積参加業者は●●●●●コーポレーションと●技研だと。完全な談合3兄弟です。


限りなくクロに近いグレーではなく「真っ黒」でした。


ここでのポイントは、●●●設計事務所は、おそらく、おそらくですが、情報を持ち込んだ、施工業者である●●●●コミュニティーから約10%のリベートを受け取ることができると同時に、指定施工であるメーカーから、さらに10%のリベートを受け取ることが可能です。合わせて20%のリベートは、それだけで1千万円の報酬となり、100万円程度の設計監理料をはるかに上回ります。


実は、これが世の中なのです。我々のマンション管理組合大規模修繕工事の設計管理業界は、新築工事の業界と違って、予想以上にドロドロしていて、汚い業界なのです。みなさんご注意ください。