月刊誌 「致知」 5 月号特集は 「焦点を定めて生きる」 です。
『子どもの頃、虫眼鏡に太陽の光を集めて紙を燃やした経験は多くの人が持っているに違いない。
焦点をふらふらさせていてはこうはならない。
この現象はそのまま、人生のあり方を示唆しているように思える。
焦点を定めて生きないと人生は拡散し、何の結晶も得ぬままに終わってしまう、ということである。』
藤尾社長の書き出しですが、私も同感です。
また、剣豪塚原卜伝(つかはらぼくでん)にこんな逸話がある。
武者修行で全国を旅していた頃である。大きな石が道を塞いでいた。
数人がかりでのけようとしたが、びくともするものではない。
そこに石工がやってきて、石の一点に槌を打ち込んだ。
大きな石はたちどころに割れた。どうしてそういうことができるのか、と卜伝は聞いた。
「石には目があります。そこに槌を当てるとたやすく割れます。目でないところにいくら打っても割れるものではありません。」
それが石工の答えだった。卜伝は大いに感じ入り、剣の極意を会得したという。
焦点を定めることの大事さを教えてくれる話である。』私もその通りだと思います。
どんな職業に従事していても、その仕事を継続し、集中していれば別の立場の者が見えないことも見えてきます。
学生時代の部活動や社会生活においても同様に、この焦点の定め方を考えながら、残りの人生を歩んでいきたいと思います。