
今回は有名な「Cheryl Lynn」です。
昨年ライブを見に行ったら、大きなお尻がいちだんと大きくなり、5段ほどのステージの階段を上がることができずに、サポートしてくれる人の手をとって、一生懸命にステージに上っていましたが、歌声や声量はさすがって感じで、迫力のステージでした。
私は、「Got To Be Real」も好きですが...
今回はダンス・クラシック「Got To Be Real」でお馴染みの女性ディスコ/ソウル・シンガーCheryl Lynnの3rdアルバム『In The Night』(1981年)です。
Cheryl Lynn(本名:Lynda Cheryl Smith)は1957年L.A.生まれ。
女性教師を目指していたLyndaでしたが、周囲の薦めでTV番組の「ゴング・ショー」に出演し、見事優勝を果たします。そしてTVでそのパフォーマンスを観て惚れ込んだMarty Paichが彼女へコンタクトし、Totoのデビュー・アルバム『Toto』への参加を要請します。そしてヒット曲「Georgy Porgy」の中でも彼女の歌声を聴くことができます。
Cheryl Lynnというアーティスト名は"Lynda Chery"という彼女を本名を、Marty Paichが誤って"Cheryl Lynn"と記憶してしまい、それがそのままアーティスト名となりました。
そして、Marty Paich/David Paichのプロデュースで1978年にデビュー・アルバム『Cheryl Lynn』をリリースします。シングル「Got To Be Real」(Cheryl Lynn/David Foster/David Paich作)は全米R&Bチャート第1位、全米チャート第12位のミリオンセラーとなり、一躍レディ・ソウル/ディスコ・クイーンとして注目を浴びるようになりました。
「Got To Be Real」
http://www.youtube.com/watch?v=i8RewEiNLZg
その後、『In Love』(1979年)、『In The Night』(1981年)、『Instant Love』(1982年)、『Preppie』(1983年)、『It's Gonna Be Right』(1985年)、『Start Over』(1987年)、『Whatever It Takes』(1989年)、『Good Time』(1995年)といったアルバムをリリースします。
やはり、「Cheryl Lynn=Got To Be Real」というイメージが強い人ですよね。この永遠のダンス・クラシックは、いつ聴いても色褪せない普遍的な魅力を持ったミラクルな曲ですね。
しかしながら、あまりに「Got To Be Real」のインパクトが強いすぎて、常にそのイメージが付きまとってしまったのも事実ですね。
その意味では「Got To Be Real」収録の『Cheryl Lynn』から入るのが良いのかもしれませんが、アルバム単位で考えると、Ray Parker, Jr.プロデュースの3rd『In The Night』(1981年)あたりの方がおすすめです。
今日紹介する『In The Night』は、Ray Parker, Jr.をプロデューサーに迎えたアルバムです。CherylとRay Parker, Jr.の出会いは「Got To Be Real」のセッションが最初だった模様です。
当時Ray Parker, Jr.は、本作と前後してRay Parker, Jr. & Raydioの「A Woman Needs Love(Just Like You Do)」が全米チャート第4位、R&Bチャート第1位の大ヒットとなり、ノリに乗っていた時期でした。
CherylとRay Parker, Jr.の相性は抜群という気がします。ダンス・チューンからスロウまでCherylの持つシンガーとしての魅力を上手に引き出し、さらにそれを実に洗練されたサウンドでまとめ上げています。
レコーディングには、
Arnell Carmichael(back vo)、
Darren Carmichael(key)、
Larry Tolbert(ds) といったRaydioのメンバーをはじめ、
Greg Moore(g)、
David T. Walker(g)、
Wah Wah Wat>son(g)、
Marcus Miller(b)、
James Gadson(ds)、
Kamau Peterson(p)
Michael Sutton(p)、
John Barnes(key、syn)、
George Dream(key)、
Michael Boddicker(syn)、
Greg Jackson(p、strings syn)、
Sylvester Rivers(p、bass syn)、
Ollie E. Brown(per)、
J.D. Nicholas(back vo)、
Gene Page(strings)
等の豪華メンバーが参加しています