マンション大規模修繕工事における正しい談合の手引き
1.設計監理者(コンサルタント)または管理会社として、
どこよりも安い金額で設計管理費用の見積を提出する。
ここでのポイントは、設計管理費用は
「0円」や「1円」でもいいのだが、
怪しまれない程度の金額にするところがミソ。
とにかく安いほうが管理組合では評価されやすく、
理事会/総会も通過しやすい。
2.総会可決後、速やかに設計監理業務の業務委託契約を締結。
3、事前にチャンピオン業者を決定し、
その業者に調査・診断や仕様書の作成、
図面の作成、数量積算・見積業務を無償でやらせる。
ここでのポイントは業者の担当者には怪しまれないように、
設計監理業者のジャンパーや腕章をつけさせる。
場合によっては名刺まで用意する。
もう一つのポイントは、業者には費用は一切払わない。
4、さも自社で調査から設計、積算までやったかのように、
業者の足跡を残さずに、成果物は自社の書類のように
ヘッダーやフッターを書き換えて、管理組合に提出。
5.「公募方法の検討」をする。この時に上位10社程度しか
見積参加できないほどの厳しい見積条件を必ずつける。
ここでのポイントは「今までの経験から、実績が少なく、
悪徳業者が入ってこないためには、
この程度の見積参加条件が必須」と強く主張する。
イメージは、資本金5千万円以上、
過去3年間の元請工事実績が10件以上などと
一定の業者しか入れないようにする。これは重要!
6.見積参加が可能な、上位の10社程度とは、業務協定書などの
キックバックができるように覚書を事前にかわす。
ここでのポイントは、チャンピオン業者以外が
安値で入札することがないように、しっかりと押さえておく。
6.新聞やホームページに公募情報を掲載する。
ここでのポイントは、さも公募をしているかのごとく、
大々的にアピールをしながら公募情報を掲載する。
それから、区分所有者や理事から、業務協定書を締結してない
元請業者が入ってこないように、しっかりと見張る。
7.チャンピオン業者の見積書を、見積参加の各社に転送して、
その金額より高い金額で入札をさせる。
ここでのポイントは、数量が各社同じだと怪しまれるので、
ちょっとずつ数量および単価を変えるように指示を忘れない。
それと、金額もばらけるように指示をする。
8.各社からの入札/見積開封
ここでのポイントは、間違えて入札金額の桁が少なかったり、
チャンピョン業者より安価な金額を入れてこないように念を押す。
また、理事に開封してもらい、公明正大にやっているように、
管理組合の前では正しく演技をする。
9.ヒアリングで、チャンピオン業者に決定する。
ここでのポイントは、チャンピオン業者に決定するように、
チャンピオン以外の業者はけちょんけちょんにやっつける。
ただし、後で各社にフォローを忘れない。
10.工事を無事に完了させて、工事金額の
5~10%程度の手数料を振り込ませる。
ここでの、ポイントは、工事業者が費用として
経理処理で落ちるように、しっかりと書類を整える。
また、これは公務員だと犯罪行為となるので、
各社への口止めの根回しは怠らない。