先日のとあるセミナーで
「発酵すると腐らない」
演題は
「失敗を誰かのせいにするのはやめよう。
心も体も腐っていく」でした。
寺田さんは25歳のとき、
寺田本家に婿入りをし、
当主となる20年前までは添加物いっぱいの
日本酒作りをしていましたが、
ご本人の病気体験から反自然物や
不調和の積み重ねが心身のバランスを崩し、
知らず知らずのうちに病気になっていることに気づき、
以後自然の摂理に学び生命力のある
命の宿った酒造りを目指しています。
「運命は自分もち」、自分の体のあちこちが腐るのも、
自分の心のありようが、そのような運命にさせてしまう。と言い、
それを「腐食スパイラル」と言うそうです。
ところが実は「発酵すると腐らない」そうです。
ご存知の通り「発酵食品」はお酒だけでなく、
お醤油やお味噌などいろいろなものがあります。
毒素は、どこにでも存在し、自分の体の中にも宿りますが、
実は皆さんのおなかの中には素晴らしい発酵装置があり、
「発酵していると腐らない」のです。
発酵すると賞味期限も無くなり、
年月が経てば成熟発酵し、
まろやかになります。
「腹が立つ」「腹の虫がおさまらない」と言うように、
おなかの中には細胞の数の何倍もの虫、
微生物が生きていて、
怒ったり、イライラしたり、ムカムカしたりは、
おなかの中を腐らせてしまうのです。
反対に楽しくなる、うれしくなる、ゆったりとした気持ちになる。
これがおなかの中を発酵させる秘訣ではないでしょうか。
そもそも、何事も相手のせいにしていると、
不平不満/愚痴/文句/泣き言/悪口が積もり積もって、
それが怒りや悲しみ、恨みの変化し、
トラブルや病気などの問題を引き起こします。
それが「腐敗スパイラル」です。
しかし、残念ながら人間は頭で考える以上に、
どうしても本質的な欠陥があるようなんです。
人間はとかく自分が得するようにと考えてしまいがちです。
それをやめてみる。
「自分が」を「もっと、もっと」を、
どれか一つでもやめてみると、
面白いように発酵循環に変わる瞬間があります。
「人の意識」が場をつくり、その場によって、
腐りもするし、発酵もする。
本来生き物はみんな自分らしく
楽しく仲良く生きていくものなのです。
麹菌、酵母菌、乳酸菌、みんなそれぞれ自分らしく、
自分の役割、自分の使命をはたしながら、
お互い助け合い、支えあい、応援しあいながら暮らしていくのです。
今は、殺菌/滅菌/抗菌が常識ですが、
単純な菌だけでお酒を作って、一見口当たりもいいのですが、
実は「百薬の長」と言われたお酒が
生命力の無いお酒になっていたりします。
菌を排除していくより、菌を逆に受け入れるほうが、
免疫力が上がっていくものです。
免疫力とは寛容力で、
受け入れる力が免疫力をアップさせていきます。
また、寺田さんは、高額納税者日本一を
何年も継続している斎藤一人さんともお友達で、
斉藤さんは「うれしい」「たのしい」「感謝」「幸せ」「ツイてる」と言う言葉を
多く発することが、天国言葉といって、
発酵スパイラルをもたらしてくれる言葉だそうで、
不平・不満・愚痴・文句は地獄言葉と言って、
腐敗スパイラルになる言葉だと言うそうです。
苦しいこと、つまらないことも楽しいことに、
当たり前のこと、いやなことも有難いことに、
感謝に変えるのが斎藤一人さん流だそうです。
お酒のことをお神酒(みき)と言いますが、
これは三つの「き」を表します。
「嬉しき」「楽しき」「有難き」と言うのは
昔からいわれている言葉です。
これらのことを実践するとなぜかツイてくるそうです。
人に、場所に、時に恵まれても、
「ツキ」に見放されたら成功しない、
この「ツキ」というわけのわからないものを引き寄せられる、
それが「発酵スパイラル」だそうです。
いかがでしたでしょうか?
みなさんも自分にとっての
発酵スパイラル考えてみるといいと思います。
先日千葉県香取郡神崎町という
茨城県境にある「五人娘」という
日本酒の蔵元である、
寺田本家23代当主寺田啓佐さんの
お話をお聞きしました。