マンション管理組合のお財布は二つあります。
1)一般会計(管理費会計)
2)特別会計(積立金会計)
この2つのお財布の大きな収入源は、
A)管理費
B)駐車場利用料
C)修繕積立金 です。
今回は(B)駐車場利用料について考えてみたいと思います。
メインテナンス費用の不要な、平置き式の駐車場であれば、全額一般会計に収納されても問題ないのですが、機械式駐車場や平置き式でも立体駐車場は、メインテナンス費用が必要です。
特に、複雑な機械式駐車場は、日常の保守料よりも、機械の入れ替えや、部品の交換など、大きな費用が必要です。
しかし、複雑な機械式駐車場を保有しているマンションでも、駐車場利用料が一般会計の収入になり、特別会計の修繕積立金の収入に一切なっていないマンションがほとんどです。
本来は、駐車場利用料は、管理費と修繕積立金に分けたほうがすっきりするはずです。
でも、きちんと分けてしまうと、管理費が高くみえてしまい、販売しにくくなってしまいます。
駐車場100%完備のマンションも増えています。
駐車場部分の修繕積立金を計上しておかないと、大規模修繕のときに「修繕積立金が足りません」ということになりかねません。
これでは、本当に管理費が安かったといえるのでしょうか。
最近は、低価格な管理費を売り物にするマンションが増えてきています。
その一方で、管理費や修繕積立金の設定もますます複雑になってきています。
デベロッパーは買ってもらいやすくするために、管理会社はしっかりと管理委託費を取るために。
もう一度、よくチェックしてから、管理費が本当に安いのか判断をしたほうがよいかもしれませんね。