川崎にある築10年の小規模マンションでは、管理会社試算の長期修繕計画が破綻になるために、修繕積立金を3年前に倍に値上げして、1世帯平均月額1.2万円となっている。実は昨年、「それでも足りないから、これから段階的に月額3万円超まで値上げをしてください」と管理会社から告げられた。
そんな最中、不信感を持った理事から当社に相談をいただき、無料出張セミナーにお伺いさせていただくと、あっという間に管理費を10%削減しますという提案が。そして、長期修繕計画書について疑問や問題点を投げかけると、それに対して管理会社は、こんどは1.2万円の月額修繕積立金のままでピタッと足りる長期修繕計画書を持ってきた。
これに理事は憤慨した。「なんでCIPが来た途端にこんなに変わるのか?」「毎年数百万円という高い委託費用を支払って、信頼してやってきたプロの第三者がこんなことじゃあ、もう信頼できない」などなどごもっともな意見。
話は変わるが、私は腰がウィークポイントで、椎間板ヘルニアで手術を2度も経験している。その手術に辿り着くまでに、3人のドクターに診てもらった。3人ともMRIの断層写真をみて「これは椎間板ヘルニアですね」と。ところが、3人ともその処方箋が違っていた。A先生は「切りましょう」。B先生は「切らない方がいいでしょう」。C先生は「レーザーがいいのでは」と三者三様で、様々な提案が出てきた。
しかし、私は医療に対してはド素人で、どの先生を信用していいのかさっぱり分からずに、時間だけが過ぎていった時に、最終決断をしたのが、「ブレない主張を持った先生に任せる」ということだった。
私には、ベストな処方箋を選択したいという気持ちが人一倍強く、しかも世間的にベストと言われている処方箋が、私の体力や容態、仕事と腰痛の関連など、さまざまな要件に対して、どんな結果になるのか予測すらつかない状況で、たったひとつのポイントが「ブレない先生」ということだった。
これと状況は一緒で、信頼の置ける管理会社や担当者はプロとしてブレないという部分を注目してもらえるといいと思った。