これは、現実にあった話です。
とある大型マンションで、管理会社変更(リプレイス)に関する臨時総会で、集まってきた議長への委任状を、こともあろうに管理会社担当者と管理員が「この委任をXXX号室の○○さんとお部屋番号とお名前を、この書いて下さい」と管理会社変更に反対している人の名前を書いてもらいよう、個別訪問をして、結果、反対者への委任が多数になり、僅差で管理会社変更への議案は否決となった。
きっと、議決権行使書で議案に対して「反対にして下さい。」とは言えなく、単純に「委任は○○さんにして下さい」とだけ言わないと、怪しまれると思ったのだろう。
管理会社は「部屋番号と名前だけを記入してください」と事の経緯は説明せずに、反対者への委任となるように操作をし、さらには「私は白紙委任状だったのに、なぜ○○さんへの委任になっているの?」なんて偽造の疑いまで。これが、名だたる大手の管理会社のやることなのか?と耳を疑いたくなるような事実が次々と。
確かに、他社にリプレイスされることは屈辱的で、担当者としては、どうしても食い止めたいことなのだろうけれども、だからって、やっていいことと、悪いことの区別もつかないようでは困る。
実は、この一件で、それまで従来の管理会社支持派の理事や区分所有者も、みんなリプレイス派になることになり、その翌月、臨時総会のやり直しに。
管理会社の業務には「理事会・総会の補助」と入っていて、決して「立場を利用して理事会・総会の妨害」ではないはずだ。こんな場面でも、正々堂々、誠意を持った対応をしていただける管理会社を選定したい。