「経験が邪魔をする」 | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

師匠に教わったことですが、私たちにとって、経験とは、ノウハウの蓄積になり、その道の達人(プロ)になることであるのは、否定できない。

しかし、自らの経験によって他を排他したり、人の考え方ややり方を否定してしまうこともある。

最近、実はよく感じていたことでもある。私は音楽が好きで、70年代/80年代の音楽をよく聴く。

しかし、その当時のアーティストは今でも現役でやっているものの、当時の曲ばかりをライブなどで演奏をしている。

新曲を発表し、新しいメンバーなどを入れ替えたり、いろいろな試みをしているものの、結局当時の曲がいい。

若かりし頃よりも、今の方が、経験やノウハウを蓄積し、その道の達人となり、同時にスキルアップにもなっていることは間違いないのだが、なぜだか新曲は売れない。今の時流に乗っていないということなのかもしれない。

これこそ、まさに経験が邪魔をしてしまっているということなのかもしれないと感じた今日この頃だ!

MKタクシーの利用者は「他のタクシーには乗れない」というほどの熱狂的信者が多い。

私も時々、利用するが「同じお金を出すならMK!」という気持ちがよく分かる。

そのMKの運転手は、同業者からは、ほとんど採用しないと聞いたことがある。

MKは、他のタクシー会社とは、仕事の仕方も違うし、お客さんからの要求度が高い。

それなのに、他の会社でタクシー運転手をしていた人は、今までのやり方や自分のいた会社と比較して、MKのやり方を否定してしまうからである。

「タクシーはサービス業」であり、「拾う時代から、選ばれる時代に」なった。

今までのやり方では通用しない。

経験は大事であるが、変化する時には邪魔になることが多いということは、心しておくべきだ。

そうでないと、成長も生き残りもない。