ティーケーピー | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

当社は市ケ谷で創業し、2年間ほど市ケ谷で活動したあとに、縁あって銀座に移転してきた。

その思い出の土地である市ヶ谷に長年シャープの東京本社があり、当時「シャープ」はあの「シャープペンシル」から出来た企業なんだと学習をしました。

今日では誰もが知っているシャープペンシル。独創的な芯の繰り出し装置を発明し、世界に先がけて実用に耐える金属製にしたのが早川創業者です。

当時、繰出鉛筆と呼ばれるセルロイド製の筆記具がありましたが、太くて見かけが悪い上に壊れやすく、実用にはほど遠いものでした。早川創業者は、得意の金属加工技術で構造や外装を変えることに熱中し、ついに堅牢で美しいニッケル製として完成させました。1915年(大正4年)のことです。これを早川式繰出鉛筆と呼んで特許を申請し、あらためてスクリューペンシル、プロペリングペンシルの名で売り出しました。このあとに数々の発明をした早川氏が、現在の「シャープ」の創業者です。

実は、そのシンボリックなビルで見慣れた光景の市ヶ谷シャープ東京本社ビルが最近「ティーケーピー」に取って変わった。「ティーケーピー」は、河野貴輝社長が創業した貸会議室の運営会社で大躍進している企業だ。

市ヶ谷の「TKP」は、旧シャープ東京本社だけで9階建て約4千坪のビルに、貸しホール20室、貸会議室36室を完備し、全巻収容人数は着席ベースで5、400人となり、1棟あたりの貸会議室としては国内最大規模となり、ビルの1階にTKP本社が入居し、ビルの名前も「TKP市ヶ谷ビル」い改称した。

2010年9月に閉館した品川駅前の「ホテルパシフィック東京」の建物を再活用する形で開業した「品川グース」でも巨大なTKPの貸会議室があり、現在は各地で見かけるようになった。

TKPは、ネットを使ったビジネスモデルで、2008年2月期での売上高20億、2013年2月期は60億円。社員数は800人ほどで、粗利率90%と驚異的な数字を誇っている。

現在1千室以上の貸会議室を誇り、2005年のサービス開始以来、延利用者7万社、150万人以上に達し、「会議室に関する全てのサービスを行うコンシェルジュ企業」を目指し「ITとリアルビジネスの融合」を標榜する河野社長が、家電メーカーが所有していた有名ビルを手に入れたことは、まさに時代の転換を告げる出来事です。