小規模マンションのメリット | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

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小規模マンションのメリット

大規模マンションには大規模なりのスケールメリットがあるが、小規模マンショ
ンには、小規模マンションのメリットがある。これが結構大切なメリットである。

先日お伺いさせていただいた30世帯のマンションの総会でのこと。出席者は、理事長・理事も含めて12名の参加者であった。小規模マンションでは大規模マンションに比べて、参加者の比率は高いのが一般的だ。

実は、会場設営で理事長が「テーブルを3つのしまに分けて、グループセッションができるようにしましょう」ということでした。私たちも理事長の指示通りに会場の設営をしました。

総会が始まると、まず、総会開催要件の確認のあと、12人参加の全員から自己紹介が有り、部屋番号/氏名/一言があり、みなさん、顔を知っているものの、部屋番号や氏名が一致していないところが、だいぶ親近感がわくことになりました。

そして、議題に入ると、議案の説明や質疑応答が終わると、理事長は採決をする手前で、少人数単位の3~4人づつのグループに分けて、意見交換や疑問の掘り出しなどをしていくことによって、賛否をしっかりと各人判断できるようにして、賛否の挙手をしてもらうという、いつもと違う総会のスタイルにしたのでした。

このグループセッションということ自体が、良いことなのか?悪いことなのか?よくわかりませんが、ポイントは、こんなグループセッションは大規模マンションでは不可能なことですし、マンション内でのコミュニティ形成の一端をになったことは確実でした。

理事長の議事の進め方は見事で、2つに割れた意見は、2つに割れた意見として、それぞれ尊重しつつ、自己紹介やグループセッションによって、普通議決の過半数はしっかりと決議を取りつつ、我体験に対しても、しこりを残さないように配慮をされたものでした。

大規模なマンションでは、できない芸当だと思いました。