これまで大きく警鐘を鳴らしていた、マンション管理組合修繕積立金の不足問題。全国でトラブルの原因になっている。
私は赤字国債/年金/修繕積立金を「日本の3大破綻」と呼んでいる。
購入者に負担を感じさせないために、というより物件の完売をさせるために、販売時に積立金が低めに設定され、いざ改修時期に不足する事例が多く、それを国交省では検証し、現在の平均額の2倍程度必要だと目安を出した(2011年5月時点の情報)。
国交省の試算では、80㎡のマンションに必要な修繕積立金の目安は、およそ14,000円~18,000程度。これがガイドライン。
マンションの規模、管理概要、駐車場の形態など、マンションによって千差万別だが、上記の月額積立金を積み立てていれば大丈夫だという数字だとは思う。
国交省もようやくここまで目安額を公表したことには評価すべき点がある。
しかし実際のところは新築当初安い修繕積立金が設定されているので、築20年を越えたあたりから値上げをすると、上記の金額の2~3倍の修繕積立金が必要になる。
あちこちのマンションでトラブルになっている事態を見過ごすわけに行かなかっただけだとも思える。