上司は部下の失敗する「権利」を奪ってはならない。
部下が転んで膝をすりむいてしまわないようにと、先回りをして部下を守りすぎてはならない。
それは部下の「権利」を奪うことになるからだ。
子供は野山を駆け回り、転び、膝をすりむく中で多くの学習をする。
その体験を何一つしたことのない子供は危険だ。
転んだ時の痛み、恐怖を知らない。それを回避する術を知らない。
だから、いきなり骨折をしてしまうリスクが高いのだ。
仕事においても同じことが言えるだろう。
上司は部下に膝をすりむく経験を積ませてあげなければならない。
つまりは、ムリを承知で任せる。
そこから始めなくてはならないのだ。
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「任せる技術」
小倉広 著
日本経済新聞出版社より
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大切なのは、挑戦できるような仕事を任せられるかどうか?です。
いつもやっている仕事をやってもらって、「任せる」というよりは、
少し頑張らないと出来ないようなことや、新しいことなどを、「任せる」方が、
任せられた方もやり甲斐を感じると思います。
一番良くないのは、人がやりたがらない仕事ばかりを「任せる」こと。
バランスが大切ですね♪
「業務上の組織は必要だが、それに属していても、人間としては上も下もないはずだ。
したがってなるべく権限を部下に委譲し、若い社員にも大事な仕事を任せる」
by 田辺健(積水ハウス元社長)