火災保険や積立保険を途中解約するとどうなる? | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

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破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

よく受ける質問です。

当社から、率のいい保険提案をさせていただいた場合に、組合役員さんから「うちのマンションは来年満期が来る積立型の火災保険に加入をしていますが、途中で解約すると損するのでは?」なんて言われます。

実は回答は「ほとんど損がでない」のです。

積立型の火災の保険には、2つの構成があり「貯蓄性の高い積立部分」と「純保険料に割り当てられる掛け捨て部分」です。

「貯蓄性の高い積立部分」については、単純な積立ですので、定期預金と同じように考えていいと思います。

当然満期まで持っていたほうが多少有利なのですが、実は途中解約でもほとんどペナルティはなく、「解約返戻金」が戻ってきます。

それから「純保険料に割り当てられる掛け捨て部分」は、途中解約では「未経過保険料」というこれから掛け捨て部分に充当する保険料が、解約した時点で戻ってくるお金です。

つまり保険契約では「解約返戻金」+「未経過保険料」が戻ってくるのですが、満期まで継続しないでもほとんど損が出ないのが、損保会社の積立型マンション総合保険なのです。

代理店(通常は管理会社)に、満期まで継続した場合と、途中解約をした場合とで、シミュレーションをしてもらういいでしょう。