防犯カメラ | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

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破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

最近では、あらゆる事件において、町中に設置された防犯カメラのおかげで、鮮明に顔が認識でき、テレビでも犯人の顔や画像が何度も何度も繰り返し放映されているものをみて、当然自分のマンションの防犯カメラも、同じレベルで録画されていると思ってしまいます。

何箇所かに防犯カメラはついているものの、いざ車上荒らしがあったとか、エントランスホールやエレベータで痴漢が出たとか、そんな場面で、現実は顔の認識ができない程度のカメラや記録媒体となっているケースがよくあり、先日お伺いさせていただいた管理組合では、保守をされているはずの記録媒体がフリーズしていて、まったく画像が録画できてなく、なんの役にも立たないなんてことがありました。

だいたい、自分のマンションに防犯カメラがついていることは認識していても、その録画した画像を見たことがある人はどの程度いるでしょうか?そして、犯罪は夜中に起きます。真っ暗闇の夜中で顔がどの程度認識できるのか知っているのでしょうか?

一度、練習のために、夜の暗い時間帯に、カメラに写って、その画像をチェックしてみるぐらいのことをやったほうがいいでしょう。最低でも、録画画像ではなく、モニター画面でどの程度認識できるのか見たほうがいいと思います。理事になったら是非実施してみてください。

一方で、いざ犯罪等が発生し、居住者から閲覧の要望があった場合、どう対応すれば良いでしょうか?録画画像は居住者の日常生活を記録したものであり、誰でも録画画像を閲覧できるということであれば、プライバシーの問題につながります。

これを防ぐため、防犯カメラを設置する場合には合わせて「防犯カメラ運用細則」を設定しておきましょう。この細則についても、予め確認しておくとよいでしょうし、整備されてなければ運用細則の整備が必須です。

みなさんもご存知と思いますが、最近の防犯カメラは真っ暗闇でもかなり鮮明に顔まで認識できるカメラが、かなり安い値段で手に入るようになって来ています。

5年も経つと陳腐化してしまい、10年前のカメラであれば、明らかに役に立たなくなっているのが防犯カメラです。

どこかのタイミングで、見直しをしてもいいと思います。決してマンションにカメラがついているというだけで、満足しないで下さい。