いま、大はやりの『牛肉どまんなか弁当』と『すきやき弁当』にはこんな逸話がありました。
「山形新幹線つばさ号 齋藤さんの話」
齋藤さんは、山形新幹線つばさ号で
驚異的な売り上げを誇るカリスマ販売員。
通常、片道3時間半の平均売り上げが
7万円程度といわれる中、約4倍の
26万5千円の売り上げを挙げたこともあるそうです。
しかし、そんなカリスマ販売員の齋藤さんの立場は、
自給1260円のパート契約社員。
最初は、現場での気づきやお客様の声から
「こうしたほうがいいのでは?」と
本社の社員に提案してみても、実情が分からぬゆえ
「そうかなぁ」という反応でしかなかったといいます。
「なんだ、言わなきゃよかったな。
私はパートなんだから、決められたことをやっていればいいんだ」
と普通なら思ってしまいがちですが、齋藤さんは逆に
「”あいつが言うならそうかもしれない”と思われるだけの結果を出そう!」
と決意したそうです。その結果……。
・手作り写真入りメニュー表の作成(自腹で)
「牛肉弁当ってどういうの?」というお客様の質問に応えて
・牛肉弁当の予約制導入
「ねえ、お昼時になったらお弁当を持ってきてくれない?」
というお客様の声をヒントに、
メニュー表を手に全車両を回って事前注文を開始
お弁当は米沢で積み込まれますが、山形駅出発と同時に
予約注文をとりに積極的に車内を巡回
・月500個→7000個へ
メイン商品の「牛肉どまん中」に比べて売り上げが劣っていた
「すきやき弁当」の改良に加わって、
月の売り上げ500個程度だったものを7000個へ!!
などなど、様々な改革に携わり、
「つばさ号ほどお弁当が売れる新幹線はない」
と言われるほどになりました。
では、齋藤さんはなぜパートという立場でも
そこまでやったのか──。
「お客様にとっては、私がパートだとか社員だとか
あるいは社長であっても関係ないわけです。
また、どんな雇用形態であっても、
仕事をしている時間は人生の一角です。
その中で仕事を楽しんでいないのは、
自分の人生をムダにしていると思うのです」
どんな環境にあっても、どんな立場にあっても、
大切な自分の人生の一コマであることを忘れてはいけない。
齋藤さんの言葉から改めて気づかせていただきました。
「結果を出さないで、”変えてほしい”と言うと
<不満>に受け取られ、
結果を出して、”変えてほしい”と言うと、
<提案>として受け取られる」
という齋藤さんの言葉を聞いて、確かにそうだと感じました。。
様々な提案によって結果を出してきた齋藤さんですが、
その第一歩は、勤務後、自宅で徹夜しながらつくった
「手作りメニュー表」にあると思います。
自分のデジカメでお弁当の写真を撮り、
東急ハンズで購入した機械で加工して、
仲間の分までつくってあげたそうです。
たぶんどんな会社に勤めても、
提案する場面はあると思います。
提案することはすごく大事だけど、
その提案を認めてもらえるだけの
努力をしなければいけないということを
学ばせていただきました。
肝に銘じますm(_ _)m
先日も、実際に新幹線つばさ号のカートから2万5千円も買い物をした人から話を聞きました。
驚異的な売り上げを誇るカリスマ販売員の信條でした。