本日日経新聞。マンションの電力サービスを提供する中央電力は、マンションデベロッパー向けに今夏から熱供給サービスを売り出すという記事に一言。
まず、記事より・・・・・仕組みはマンションの屋上に太陽熱を集積するパネルを設置し、太陽熱でまかなえない熱はヒートポンプ式温水器で補う。ヒートポンプ式の熱源は地中熱と空気中のどちらかを選択できる。温水はマンションの地下に作ったタンクにためて居住者は中央電力と温水の供給契約を結んで毎月の使用量に応じて料金を払うという。利用料金は都市ガスを使った給湯器を利用するよりも1割程度やすくなるとしているが、機器の保守管理は中央電力のグループ企業が担うらしい。
こんなヘビーなシステムをつくると、あとから保守料と修繕費用と、機器交換費用などなど、重たい金額が保守会社から請求され、大変なことになるだろう。まだまだ太陽熱など自然エネルギーはコストが高く、補助金なしでの導入は難しいとされている。電力会社やガス会社の各社は、同じような独自のセントラルのシステムをこれまでも多くのマンションで導入して、その10年後/20年後を私は見てきた。機械式駐車場と同じ原理だが、どこも重たい設備に四苦八苦し、金食い虫となり、故障しやすい仕組みで、お荷物にしかなっていない。私は現段階でこの種のシステムがついているマンションは購入しないと思う。
単純に太陽光パネルが屋上に管理組合のアセットとして、新築当初取り付けられていて、売電など、電気料金の一部になっている程度であれば、まだ問題ないと思うのだが、セントラル方式の給湯システムや機械式駐車場など、重たい装置がついているマンションは好ましいと思わない。やはりまだ現段階では、単純な個別給湯など、シンプルなシステムが一番だと思う。