たまに遠くをじっと見つめていたりするけど。
さて
私に性的虐待をはたらいた義理兄は、一度結婚し、子どもを3人もうけ、離婚した。
その後のことは、私は家を出てしまったため知らなかったけど、
のちに父から聞いた話によれば、再婚し、子どもはいたか不明だが、その後また離婚したと。
一番直近に聞いた話では、今は警察官を辞めており、
今度は中国人の女性と結婚したいと言ってきたそうだ。
うーん、さすがバツ3である父の息子。
同じ道を辿れるところが・・・一度しか結婚出来ていない身としては尊敬出来る。
義理兄と父は、以前にも書いた通り正月に大喧嘩もしているし、
元々仲も良くなかったため、私たちが出て行ったあとも義理兄は
さして実家に寄り付かなったらしい。
私がカミングアウトしたあと。
父も母も義理兄に対し、私にしたことを咎めたり、問いただすことはしなかった。
喧嘩となれば親の胸倉さえ掴み、仏壇までぶっ壊すような男。
追い詰めたら何をされるかわからない。
責め立てたところで身内から慰謝料が取れるわけでもないし、
むしろ逆上して、その怒りの矛先が私に向かうのを案じてのことだった。
つまり、何もせず黙っていた。
泣き寝入りというやつだ。
私は親に話せたとはいえ、相変わらず義理兄を恐れていたため
謝って欲しいなどとは当時、毛頭思っていなかった。
なんたってあの男は拳銃を持っているのだし、
怒らせず、けれどうまくフェイドアウト出来ればそれで良いと思っていた。
けれど義理兄の方ではうっすら、気付いていたのかも知れない。
両親が離婚したのは、自分が義理の妹を虐待していたことがバレたせいではないかと。
どうか気付いていませんように。
親に喋ったことがバレたら、私はまた怯えて生きなくてはならない。

