バッチャンバッチャンバッチャンバッチャン!!

( ,,`・ω・´)ンンン?
伯爵夫人カッパの2名がいるコースで、カッパが激しいバタフライをしている。

なんだい( ・ω・)あれは??と眺めてみたところでわかるわけがないので、
カッパが帰ったあとに伯爵夫人に訊いてみる。

夫人:「あれはね?カッパさんが私に言ったのよぉ~」
me :「どんなアドバイスが??」
夫人:「yutahaさんの日本泳法を見てごらん。スーッと波立てないで游ぐでしょ。あんな風にするんだよ、って」
me :「それがあの賑々しい
バタフライですか??!」
夫人:「そうなのぉー」

マジか!!
ワタクシはあんなにも賑やかに游いでおったのか!
否、そんな…たまに三段伸の2回目の蹴りのときに右足が水面から出ちゃって
「しまった」なんて慌てて深めに蹴るようにしたりすることもあるけど( ̄▽ ̄;)

じわじわと衝撃を受けながらも、上級先生が大広間でバタフライの講習会を始めたので、
積極的に参加するわけでもなし、聴講するわけでもなし。
さりとて一切関与しないというわけでもない、イヤラシイ不明確な態度で眺めてて。

でー、おかえりの時間になったけど、上級先生がトイレから戻ってきてまた始めたので、
皆さん、上級先生に教えてと声をかけたがゆえに帰るに帰れなくなって。
ワタクシも半ばクラゲ化して、足は立游だけど手で水鉄砲を作って游んだり、
羽交伸からクルリと仰向けになり、背泳ぎに切り替え、やっぱり游方行~♪
なぁんて、ほかの方々がバタフライを熱心に学ぶ中で単独別行動のヒトとなる。

そんなとき。
上級:「yutahaさん。校長先生、来たよ!」
me :「ほえ??」
上級:「日本泳法、教わったら??」
me :「イキナリ
諸手抜の手本を見せろなんて言ったら、年寄りの冷や水先生が死んじゃうw」
上級:「
(⌒▽⌒)アハハ! でもボク、帰るからさ」
皆様:「えー?!先生帰るんですかぁ??じゃあ私もー」

ワタクシ、ぽつーん。

共に帰ろうとも思うも、校長先生には先週土曜の泳法教室を休んだ際の報告がある。
なので、校長先生のいるコースまでホテホテ歩いていって。

先生:「どうだった?」
me :「せっかくお休みを頂戴しておきながら
(就職試験)、ダメでした」
父 :「だっけ、俺はどっかが忖度
(そんたく)してくんねかやーって話してたんて」
先生:「希望のトコに決まるといいけどねえ!」
me :「病院ばっかり声かけられるんですけど、フルタイムだと病人にはキツくて…」
先生:「いいとこがあるといいけどねェ…」
me :「あ。で、
先生。ココみたく浅いトコだと諸手抜が一応できなくはないんですけど」
先生:「うん?」
me :「教室プールみたく深いとこだと出来ないじゃないですかー」
先生:「そうらったっけ?…見てねっけワカンネ!」
me :「浅いトコだと腰が沈んで腕が出るんですよ。深いトコだと腰が沈むと出ない」
先生:「んんん??」

校長先生、大広間に移動してお手本というかご自身の動きを確認される。
そこへワタクシも再度入水して、「こーんなカンジになって腰が沈むんですよ」と。

先生:「出来てんねっけ」
me :「え??」
先生:「それでイーヨ!」
me :「腰の位置、低くありません?」
先生:「左足をもっと力強く煽れば、もっと浮くっけさ」
me :「こう、ですか?」
先生:「出来てるて。腰の位置もそんげなモンだし、教室プールでやってみればいーさ」
me :「マジすか!!」
先生:「うん」
me :「よおし、游ぎこもーっと♪でも今日は帰ります…ありがとうございました!」
先生:「うんうん。お疲れー」

細かい動作を問えばキリがないのだけれど、ワタクシは大腿に沿わせて腕を抜く。
校長先生は腰の後ろに指先を持ってきて腕を抜く。
どっちが正しいかは本場の方の動きを見れば済むこととはいえ、
校長先生も範士なわけで、間違ってはいないと思うのよね 。

ともあれ、校長先生から諸手抜のオッケーが出たのは心強い。
資格審査に出るかもしれない11種目は一応ナントナク游げるってことですからね。
教室プールで諸手抜が成功するようであれば、長野での資格審査を前向きに考えても…。
否、まだやめておこう。