中5日ぶりに水に浸かる。
多分、教室がなければ水に浸かることはないかもしれない。
じょんのび期間前に勤めていたところと似た機関でのしごととは言え、分野が違う。
そんな状況のところへ、次から次に、アレモコレモ作業が同時に押し寄せてきて、
そのドレモが急ぎで…ていうのを、関係機関と調整しながら行わないとイカンので、
翌日に持ち越してもいいような感じになるころには集中も切れ、
プールも見事に閉館しているという有様でございまして…。

久方ぶりに水に浸かると、ハテこの游方はどうするんだったかな?という
初歩の初歩から思い出さねばならんので、教室開始前は皆さんをロビーで待たず、
あおり足の際に足が広げられるよう、歩幅大きく水の中を歩く。
効果があるかどうかは不明だけども。

普段良くも悪くも特に何も言われず空気状態なワタクシですが、今回珍しく注意を受ける。

「三段伸で足を引くときにシブキがあがる」
「片手抜をもう少し早く」

前者に関しては、三段伸の足を引き以前に、足の爪先まで使えてるかな?とか
まだ十分足が開いてないな~程度で基本の動きは確認していたけれど、
そんな細かいことまで気にしてる気持ちの余裕がない。

けど、上から見てると気になるということは当人も気にしてみようじゃないか、と
特に何をしたわけでもないけれど気にしたことで良くなったミタイ。

後者に関しては、以前校長先生から
「抜いた手を前で揃えた瞬間に次の腕を…」と聞いたので、
キャッチアップっていうんですかねえ?くらいの感覚で記憶していて。

ところが例えば、右ひじを抜く際に考えがキャッチアップなものですから
右ひじを抜いて水平に腕を動かし前で揃えるまで左腕は動かさずに浮きを取っております。
それが無駄な労力な上、スピードを抑えているのだとかで今回修正。

修正はしても、のべつ腕を動かしている感じになるので
バシャバシャやかましくてホントにコレでいいの?と何度も確認する。

あまり速く動かすと一水会(右側じゃない方)っぽくなるって言われたから、
ゆったりやってたんだけど…という言い訳もある。

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そんな教室終了後、ロビーでココアを飲みながら
この頃の胃もたれ具合に関してどのように対策を取ったらいいのか。
なんてことを、ぼんやり考えておりますと、校長先生がやってくる。

先生:「おゥ!お疲れ~」
me :「ありがとうございました!」
先生:「yu-たん、それ
(スマホ)でさー、『ゆる泳ぎ』で検索できる?」
me :「ゆるおよぎ…あぁ、コレですね?」
先生:「おッ。これこれ。顔だけだして“浮いて待つ”ってね」
me :「ふむふむ」
先生:「東京のパラリンピックのときに着物着て披露したいって全国的に働きかけてるみてらよ?」
me :「そういうのって、ヤリタイって言えばヤレるモンなんですか?」
先生:「ワカンネ!日水連が決めるんかどういんか。でも折角日本にしかない泳ぎを持ってる国で、日本泳法を世界に発信しないのももったいないと思うけどね」
me :「仰るとおり」
先生:「某さんも某さんも、このマーメイド泳ぎみたいに力抜けばいいてがに…」
me :「わたしも久しぶりだったから、身体の動きを思い出すのでいっぱいいっぱいで」
先生:「鈴子ちゃんと声かけあって、練習してさ」
me :「
しごとに集中してるとプールの営業時間が終わってて、鈴子さんから『いつ一緒にやります?』って聞かれたんですけど、年度内は勘弁してくれって話になるくらい…」
先生:「頼むよ、若いヒトタチ」
me :「鈴子さんは若いから今後ちょろっと練習すれば伸びるでしょうけど、わたしはトシだから頭打ちですよ」
先生:「オレの半分でトシだなんて、ナニ言ってんだ 笑 モウひと花咲かせてよ」
me :「死に花になっちゃうよう」
先生:「
(⌒▽⌒)アハハ!

この現状・体たらくで夏の話をされても、どうなんだかという想いがある。
しごとに慣れれば調整がきくものなのかどうなのかもワカランけども、
年度内はキビシイというのは噂レベルで耳に入っているので、難しいんだろうな。

全然“夜の4泳法”どころじゃないのが、意外過ぎてモウ、って感じ。

あ。
次の日本泳法教室は来月の18日(予定)ですので、忘れないようにしないとだ。