亡夫の実家あたりで大火事があり、心穏やかではないけれど、
連絡が取れるわけでもなし。何年も音信不通なので様々なところで悩ましかったり。

とはいえ、話はホームプールでございます( ・ω・)ノ

まだ腰が痛むので、ウォーキングから流しておったのですが、
隣のコースの壁に張り付いてたシニア男女2名が語らっております。

男:「俺ね。ヨコオヨギってのが出来るんて。知ってる?忍者オヨギ
女:「へぇーッ、すごいんですねぇ~」

聞く気はないけど聞いてしまったのは、カクテルパーティー効果か。
忍びの者なら隠しっぱなしにしとけや( ・ω・)つ゛などと感想を抱きつつ、
オノコが忍者オヨギをするところを、いまかいまかとお待ち申し述べる。

うんまぁ、ご披露は適わなかったのだけれど。

サテ、昨日。
毎週木曜は国家試験対策の学習会ボランティアに行っております都合上、
通常より早い時間に入水して、通常入水時刻に退出するという、
せわしないような、そうでもないような時差を楽しんでおります。

そんな木曜のその時間に、隔週で水泳のワンポイントレッスンとやらを行っており、
上級先生指導先生が1コースを分かち合いながら教わりたい人に水泳を教えるという、
無料の講習会のようなものがあって、その様子をジッと見つめてると
両先生から「日本泳法はダメっ!」訊いてもいないうちから断られる悲劇!

しかしワタクシは動じない。 ← ここら辺がオバハン

その講習会終了後、風邪をひいててサッサと帰った上級先生ではなく、
指導先生を取っ捕まえて「5分!5分お願いしてもいいですか?」と。

先生:「いいけど日本泳法はダメだからね!」
me :「ヤダなぁ。教えてくださいなんて言わないですよ。見ていただきたいの」
先生:「だから日本泳法でしょ?」
me :「見るだけ!見るだけですよゥ~」
先生:「あーもー。じゃーチョッと待ってね」

指導先生、苦笑いしながらヨウコソ我らが大広間へ。

諸手伸の点検をお願いしたのですが、『諸手伸』といって通じるはずもなく。
両手を揃えて掻いて内腿へ水を持ってくるときに手首が反ってないかどうか、
水を両手で捉えて内腿まで持ってきてるかどうか、を見てチョーダイとお願いする。

何度か見て貰って「オーケーオーケー、大丈夫」と、ホントにそうかい?と
疑ってしまうかもしれない点検終了後、「動きを教えて?」と言われる。

見ているうちに自分の身体でも確認したくなったのでしょうか。
指導先生横泳ぎ競泳はするので、「差し手も掻き手と一緒に掻いちゃう」
動きの説明をしてから2、3掻きを3度ほど往復して納得していただく。

真似してみる指導先生
動きはキレイなのに、伸びの維持ができない。
水を送り込みかけて腰が折れたり、内腿まで持ってきた途端バランス崩してジタバタ。
水の掻きかけまでが凄くキレイなだけに(○´艸`)ウププ…なのだが、笑っちゃイカン。

me :「おー。流石、先生。伸びれればバッチリじゃないですかー」
先生:「これさ。体幹鍛えるのにいいね!」
me :「これはでも、そんなにヨロヨロしないらしくて」
先生:「マジ?!
me :「いまのは両手同時に掻くじゃないですか。
     前に先生から見ていただいた掻き手で掻いた後で差し手で掻く游ぎ…」
先生:「ああ!俺があのとき初めて見た?」
me :「あっちのほうがヨロヨロするらしいですよ?」
先生:「そーなの?!いやでもヤッパ難しいね、日本泳法。チョッと俺、練習するわ」

その後10分くらい指導先生ってば諸手伸の練習をしておりました。

そうか。
こういう勧誘・普及方法もあるのか 。。
水泳指導員の試験には横泳ぎが出るって上級先生も仰ってたし…
などと腹黒いことを一瞬考えてしまった 。

ワタクシが練習すると「ジュゴン(マナティだったかも)がなにかやってる」程度ですが
指導先生が練習し始めた途端、偽コーチなんて日本泳法に食らいついてったもんね。
まぁ、関心が『強まった』くらいで、やりはしないんだけども。