piccolinoのランドセルから、花丸のついた さんすうのノートが顔を出す。
 
me :「さんすうのノート、使い切ったの?」
ピコ:「うん。こくごも もうすぐノートがなくなる」
ママ:「何ッ?!さんすうのノート、前に買ったのがどっかにあったろ?」
ピコ:「あれは14マスじゃん。オレは17マスのノートがいい」
me :「こくごのノートは残り2行でございます」
ママ:「どうしてノートを使い切る前に教えないの!さんすうのノートは14マスの使えね!」
ピコ:「いやだ。オレだけ14マスなんて。新しいの買ってよ。○○ドラッグに売ってるし」
me :「店舗が指定されました」
ママ:「教えないアンタ
(piccolino)が悪い!ママは知りません」
me :「ノートがないと困るんじゃねん?オバチャンと買いに行くかね?」
ピコ:「 ~♪ 
(○○ドラッグのCMソングを歌う)
ママ:「だって担任の先生からノートを買ってくださいっていうコメントの記載がないもん
 
うっわ("゚д゚)学校の先生の責任にしてるよ 。
 
自分のこどもに どれほどの興味関心があるものかわかりませんが、
少なくともワタクシはpiccolinoが学校でどんな風に過ごしているのか興味があります。
どんなことを学び、どんな遊びをして、どんな落書きをしているのかなどですが。
 
従ってノートの取り方、ということにも興味があるものですから
今回顔を出したノートを引っ張り出して眺めていたのであって、
興味がなければpiccolinoのランドセルの中身に目もくれることもない。
 
ピコ:「 (オバチャン)1人でノートを買ってきてください」
me :「ていうか、なんでママが買いに行かないん?」
ママ:「こんげな時間に めんどくっせ。明日は授業がないらしいから要らないわね」
me :「授業、ないの?」
ママ:「社会科見学みたいのに出かけるらしーよ?」
ピコ:「でも5時間目は授業があるんだよう!」
ママ:「そんなの知りません!」
 
自分が小学校2年のときを思い出してみる。
小学校2年のときは小遣いが200円。
周りのこどもが日当30円(別途必要に応じて文具代支給)制度だったのに対し、
2年だから月200円の小遣いで文具代含め一切の遣り繰りをするように言われてた当家。
購買のような気の利いたものは当然なかったが、通学途中に文房具屋さんが
経路によっては3軒あって、ノートがないと当日に判明しても道中で調達ができた。
 
同じ小学校に通うpiccolinoですが、3軒中2軒は店を畳み、1軒は引っ越したため、
彼の通学路にある店といえば、荒物屋1軒。当然ノートなぞなし、な店のみ。
○○ドラッグどころの話ではないという…。
 
ところでわが子の学習の進捗状況を確認しながらノートの予備を購入するぐらいは
別段過保護でもないような気もするのですが、世の中的にどうなのでしょう??
 
『さくらんぼ計算』というものを昨年、piccolinoの宿題をみていたときに知り、
学習事情の変化についていけないカモシレナイと弱気になったものですが、
ノートや宿題を確認しないってことは、ママは『さくらんぼ計算』の存在自体を
知っているのかどうなのか、という話にもなってくるのかもしれない。
 
話は逸れましたが、こどもの学習に関わる時間がもったいない。
そんな時間があるなら酒を飲みながらテレビをみたいと訴えるママ
に、
すげー自分勝手な印象を受けるのですよ 。
 
ママ:「あんたが宿題を間違ってくるっけ、ママがテレビをみれないんでしょッ!」
ピコ:「じゃあテレビみればいーじゃん。オレは
(間違った状態のまま)これで出す」
ママ:「バカなこと言ってんじゃないわよッ。間違ったまま先生に見せるなんて許しません!」
ピコ:「じゃあ、どうすればいいのッ?!」
ママ:「あなたが宿題を間違えなければいいんです!」
 
正論のようでナニカチガウ感があるような…??
 
me :「オバチャンと宿題、するかね?」
ママ:「そうしてくれると助かるー。このコがいると何もできないからさー」
 
この『何もできない』が、家やしごとの事であるなら分らなくもないが、
自分の好きなことが『何もできない』ってところで、違和感を覚えるわけですよ 。
 
あれしなさい、これしなさいと指示をトバし、指示通りに動かないと
「ゲームさせないよ!」「そんなコ、ママは知りません」などと
脅かすか突き放すかの2択な対応をするママ。
 
家庭のしつけ、って、多分こういうのじゃない気がするんだけどなー。
 
ママがママらしいことをする場面。
 
① piccolinoの服も洗濯する。
② 週末は自分とpiccolinoに食事を作る(平日はママのママが食事提供)。
③ piccolinoがママと同じベッドで寝る。
④ piccolinoに服を買う。
⑤ piccolinoにもお菓子を買う。
 
挙げてって思ったのは、全部といっていいほど“ママのついで”な印象…。
しかしpiccolinoにとっての親はママだけ。
 
まぁ、なんだ。
よくも悪くも そういう星のもとに生まれたと思って受け入れてってくだせい。