新聞の「おくやみ」欄が充実しておりますこの頃。
御多分に漏れずワタクシも不調気味。
卒業できないんじゃないか、ってくらい出席日数も危うい感じでございます(・ω・`)
本日もpiccolinoとプールに行く予定だったけれど、前夜に腸管がサボタージュ。
うんまぁ、main-event2週間前にして彼ママのレスパイトケアをしてる場合じゃないんだけど、
結果としてワタクシがプールに行けない身のヒトになったので、今日は水浸しはお休み。
幸いにして、昼前には腸管の活動が再開♪
絶飲食を解除し、いつものコーヒーショップで学習しつつ熱が下がるのをお待ち申し述べる。
そのとき、フト思う。
あたたかいものを経口摂取し、そのときは内臓が温まっている実感もあるのだけれど、
根本のところで満たされないミョーな感覚がある。
朝食を食べないこどもは、食べるこどもに比べて非行の傾向が多いとか。
昼食は汁物を摂取したけれど、朝は完全に絶飲食だったワタクシ。
朝食を口にしていないから、変な飢餓感があるのだろうか( ・ω・)などと考えてみる。
こどもの非行の話をしたついでに、おさらいも兼ねてみるw
【少年法第1条】
「この法律は、少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正及び
環境の調整に関する保護処分を行うとともに、少年の刑事事件について特別の
措置を講ずることを目的とする」
⇒ 少年法では、非行のある少年(20歳に満たない者を少年と少年法ではいう)に対して
性格の矯正や環境の調整に関する保護処分等を行う。
少年法において、非行少年は3種類に分けられる。
① 犯罪少年…14歳以上20歳未満のヒト
② 触法少年…14歳未満で刑罰法令に触れる行為をしたヒト
③ 虞犯少年…一定の虞犯事由があり、性格や環境から、将来罪を犯したり
刑罰法令に触れる行為をするおそれのあるヒト
【虞犯少年の一定の虞犯事由】
①保護者の正当な監督に服しない性癖のあること
②正当な理由がなく家庭に寄りつかないこと
③犯罪性のある人若しくは不道徳なヒトと交際し、またはイカガワシイ場所に出入りすること
④自己または他人の徳性を害する行為をする性癖のあること
非行少年は家庭裁判所に送致されるが、審判不開始と不処分が大半を占め、
更生保護の対象となるのは、保護観察処分少年と少年院仮退院者。
ついでの話で、少年院に収容できる年齢は概ね12歳以上なんだそーな。
家庭裁判所から「保護観察処分だよー」と言われた少年を1号観察。
少年院から仮退院をしてもいいよ、と言われた少年を2号観察と呼ぶ。
保護観察を行う保護観察所は地方裁判所の所轄区域ごとに置かれ、保護観察官が配置。
保護観察官は、保護観察所と地方更生保護委員会事務局にいる。
保護観察官は常勤の国家公務員。
保護観察所に所属する保護観察官の主な業務は保護観察で、犯罪を行った人や非行少年に
通常の社会生活を営ませながら、指導監督と補導援護を行い、改善更生を図る。
一方、地方更生保護委員会事務局に所属する保護観察官の主な業務は、犯罪をした人と
非行のある少年の更生保護…といった感じ。
されば、指導監督と補導援護はナニすんだ?ってところで
【指導監督】
① 面接等で保護観察対象者と接触を保ち行状を把握する
② 対象者が遵守事項(基本保護観察処分になった人は一般遵守事項という約束を持たされる)を
守り、生活行動指針に即して生活・行動をするよう、必要な指示等を行う
③ 特定の犯罪的傾向を改善するための専門的処遇を実施する
というような、対象者に対して権力的・監督的な性格を持つ。
【補導援護】
① 適切な住居を提供し帰住するように助ける
② 医療及び療養を受けることを助ける
③ 教養訓練の手段を得ることを助ける
④ 生活環境の改善および調整をする
⑤ 社会生活に適応させるために必要な指導を行う
⑥ 保護観察対象者が健全な社会生活を営むために必要な助言等を行う
というような、対象者に対して援助的・福祉的な性格を持つ。
【更生保護】
犯罪をした人、非行のある少年に対して社会の中で適切に働きかけることで、
その再犯を防ぎ、非行をなくし、自立して立ち直ることを助けることで、
社会を保護して個人と公共の福祉を増進することを目的とする…のだそーな。
建物の中でドーニカしよう、というのを施設内処遇というのに対し、
ハコの中に入れるとオカネもかかるし、地域で真人間にしようね。ってのが社会内処遇。
うんで、国はこの社会内処遇をプッシュしていきたいみたい。
少年絡みでザッパにいうと、こんな感じか( ・ω・)
そこに3、4、5号観察は大人の話なうえ、5号観察はいま全国で1人だったか??
ほかに医療観察法関係とかあるけど、朝ごはんを食べる食べないの話だったので、
この辺で勘弁していただきたいところでございます。
間違って覚えているところもあるかと思います。
遠慮なくご指摘いただければ嬉しく存じます。
でまぁ、こういうミョーな飢餓感が非行へと向かわせるのだとしたら、
朝ごはんというのはヒトがヒトであるための基本なんだなぁ、と。
飢餓感…といっても腹減っちゃってモウ、ってのではなくて、
おなかが空いてるわけじゃないけど満たされないナニカとでも申しましょうか。
朝ごはんを語るにあたってメラトニンの話をしようかとも思ったけれど、
学習からの現実逃避時間が終了に近づいてきましたので、この辺で切り上げることにしますw