タッチターン翁が帰り際、特に何をしたわけでもない元看護師さんとワタクシに
「じゃ、どうもありがとうございました。帰ります」と挨拶していかれたので、
「こちらこそ、ありがとうございました。お疲れさまでした」と頭を下げ、元看護師さんに…
me :「彼、マメな方ですねぇ。腰も低くてらっしゃるし」
元看:「お年を召した方って、丁寧よねー?」
( д) ゚ ゚
まてやヾ(・ω・o) 定年まで看護師を勤め上げて幾星霜のアンタもなかなかイイトシよ?
なんて言う訳はないが、なんだか色々釈然としないのは多分ワタクシだけではないハズ。
そんな元看護師さんと校長先生が話をしていたとき、常連父ちゃんが。
父:「おゥ。校長先生、ヒマそーらぞ?足をみて貰うんねかったんか?」
私:「なんだか御口はご多用みたいで…」
うでも、やっぱり見ていただきたい。
2人の近くに寄って行くと、クイックターン今昔物語をしている模様。
元看護師さんはマゴちゃんにクイックターンをしてみせたいけど、
自分がクイックターンが出来ないということも含めて、校長先生に相談している。
me :「ハイハイハーイ!先生、元看護師さんが終わったら、ワタクシの足をお願いします!」
先生:「うん?いまいいよ!拷(タグ)ってみた?」
流石、校長先生。話が速くて助かる。
昨日、上級先生より「校長先生より速い」と言われてしまったけれど、
どうしてもペース的に昨日同様の速さになってしまう…。
水中から追いかけてきた校長先生。
先生:「うん。タイミングはいいよ!タイミングはそれでいいけど、アレだなー。
構えが後ろなんかなー?身体に真っ直ぐじゃねーで、こんげな感じで後ろなんて。
左足の…なんてんだろなー??もう一回やってみたー?」
先生:「あァ、そーら。左の膝が水の中に潜り過ぎてる」
me :「そもそも論だ!」
先生:「は?!」
me :「そもそも基本の足が既に崩れてるから、全体的にいろいろ変なんだと思います。
多分、游方真もおっかしくなってるハズですよ。」
先生:「どれね。真、やってみた?…あー、そーらね。
差し手が真っ直ぐだけど、左足が弱いね。左右対称に蹴れてないね」
何度もプールの壁と大広間の隙間を往来しながら、丁寧に点検していただく。
先生:「誰に何を言われたか、全部言ってみた?」
me :「拷伸は蹴るんじゃなくて伸びる。 ← 秘蔵っ子先生
ワタクシの身体は真横を向きすぎてる。 ← は嬢
右膝小僧に左足のかかとを擦るように蹴る。 ← 同流派の先生」
※ ちなみに誰が言ったかは校長先生には内緒w
先生:「はーァ。右ひざに左の踵…こうか。あーなるほどねー…」
アウトなトコは言われたその場では、どう修正をかけていいのか分からないけれど、
どのようにダメなのかは2回3回やってくうちに「コレか!」というのがある。
先生:「いろいろ言われているうちに、オリジナルの型が出来ちゃったんだね~。
しねでもいい捻りを入れたり、yu-たんなりに工夫したんだろうけどサ」
プールの壁に張り付き、基本の足をやっているワタクシの足を掴みながら校長先生が語る。
先生:「ココで、こう!ホレね。膝が下向いたて」
me :「あ、爪先。いまの角度はバシャッになる角度なので、そうしないほうが良さげです」
先生:「バシャッ、あったね^^ そーせば爪先はこの角度らか。自分で覚えるんよ?」
me :「なかなかどーして。一度ついたクセは落ちないですねぇ~」
とはいえ、回数を重ねていくうちに身体がいろいろ感覚を思い出してくるから面白い。
結局拷伸どころか游方真という『ふりだしに戻る』カタチにはなったけれど、
こういう機会でもない限り、素直に水を蹴っていたあの頃(あったか?)を思い出すことなく、
闇雲に進みが悪い原因を放置したまま、力尽くでドーニカしようとしてたと思われる。
父 :「おーぃ。いい時間になったっけ、俺帰るぞー」
先生:「あ。俺も帰る」
父 :「先生から足ぃ見てもらって上手になったか?」
先生:「うん!上手になった!」
me :「違うんだよ。気づきがあったんだよ。先生、有難うございました!」
父 :「先生からキチンと教わったか?」
先生:「うん!みっちり教えた!」 ← そうか?
父 :「それじゃ明日から安心してプールを休めるな?もう来るなよ?」
me :「大丈夫!明日、明後日は学校が取り込みだから来ない!」
父 :「足より勉強の方が大事らっけな?」
先生:「うん。勉強は大事だ!」
me :「水の中にいるときは足の方が大事!」
先生:「 (⌒▽⌒)アハハ!」
校長先生と常連父ちゃんが帰ったあとも、ただただ游方真のヒトになる。
あぁそうだ。左足のこの感覚。モウ長いこと忘れていたよ...( = =) トオイメ
なぁんて言えるほどのキャリアはないが、三段伸の伸びがイマイチな原因も
単純に左足がイカンかったからってことが分かって、ミョーに腑に落ちる。
夏はまだ伸びていた方だったから、やはり平日水に浸からなくなってからオカシクなったのか。
試験対策も喫緊のモンダイだけれど、足も放置していていいわけでもなく。
ただ、校長先生のお陰で大きな収穫があったのは確か。
上から見られている分には気づかれないけれど、
水中から見られると怪しいシカケが複数あったという現実。
見慣れてる校長先生が見過ごすならまだしも、
見慣れてない3位先生や秘蔵っ子先生からも足に関しては何のお咎めもなかったですからね??
本当に良い体験が出来ました。
校長先生サンタさん、本当にありがとうございます( ^ω^)ノ☆
今日は多分、校長先生200mくらいしか泳いでないんだよね。。
(↑ 自分がやらせた拷伸は数に入れないw