昨日のワタクシの発言が、校長先生を動かしてしまった模様。


同じタイミングで車から降り、教室プールに向かうまでの短い道中でした会話の一部。


me :「先生泳法教室を土曜に動かしたらいいかな?って思うんです」
先生:「うん!俺も日曜2コマはキツイっけ、土曜に動かしてもいいならね!」
me :「というのは、土曜だと小中学生のプール利用が無料じゃないですか。
    こどもたちが教室の様子を見て興味を持ってくれたら間口も広がるし」
先生:「あぁ!そうらねー。土曜はこどもがタダだもんね。あー、そっか。そーだ」
                    ※ こどもが無料はオフシーズンに限ります


理想論であって、そんなに簡単に水泳教室の時間を動かすことが出来るかどうか??


そんなことがあって迎えた本日。
泳法教室にて、教室プールに入館すると校長先生元国体選手翁先生が語らっている。
横泳ぎ競泳71歳以上の部、記録保持者(多分)ツートップの貴重な会談場面。


挨拶をし、元国体選手翁先生の隣にそっと腰かける。


先生:「そんな訳でさー。俺もトシだっけ、ヤレてモウ1年か2年。
    土曜に動かしたところで来れる顔ぶれは殆どが毎日が日曜みてな人ばっからし。
    館側と話して、仕事で来れねぇ人はしょーがねーがね。
    新年度から土曜に教室を移動することにしたんだけど、いーかね?
翁 :「そうですねぇ~。なにしろ教える人材が居ねもんだがねぇ?
    アンタも大変だろうけども、それで暫く様子をみてくれねろっかねー?」
先生:「なんだって、資格取ったところで教室に顔を出さねのばっかだろ。
    
(ファイルを開く)この名簿のココからココまでが大先生のお墨付きだけど、
    全員来ねがね。この人には県の日本泳法のを跡継ぎにして仕事してもらってるけど、
    この人は部を任せてみたはいいけど、さっぱ仕事しねがね。
    こないだメールが来て、次の練習とその次の練習に練士教士を都合つけてきたけど、
    その2人もそのときだけなんか、継続してきてくれるんかわからねろ?」
翁 :「あの若い人たちが たまに来るくらいじゃダメでしょう?なんだって面識がねーがね」
先生:「そーやんだ。時々でも顔を出せばまだいいけど、全然来ねのが教えるったって、
    信頼関係が出来てねーすけね?そういうのも大事だてがにサッパ来ねろー?」
翁 :「教えるにも教わるにも信頼関係が大事ですからねぇ?」
先生:「ほんねサ。資格取った後も教室に来てるのなんて、ソコにいるyu-たんと鈴子ちゃん。
    あとは、こないだ資格取ったオバチャン3人ぐれだっけね?」
翁 :「オバチャン3人は今後の後継には難しいでしょう。
    この人
(ワタクシを指す)にお願いするとかしないとダメなんじゃないですかねぇ~?」
先生:「ところが、このyu-たんは、来年度から毎回教室に来れるとは限らねんだわ」
翁 :「あぁ、そうなんですか?それまたどうして??」
先生:「就職するんがね。いまは学生だっけ来れてるけど、働くとどんげなるかワカラネで」
翁 :「アンタが働くところは土日休みのトコじゃねんかね?」
me :「えとー…」
先生:「そうとは限らねっけ困ってんだて。鈴子ちゃんも異動になればダメらし…」


それもあるけど、鈴子さんが結婚する等となっても大分変ってくるのでは??
彼女の方がワタクシよりもライフイベントは多いように思われる。


翁 :「まぁ、いままでの若い子たちはダメでしょうねぇ…。期待してコレですもの」
先生:「うんだ!そーゆーことで、yu-たん、よろしく頼むさ。ね!」


どんげなるかワカラネ”ようなヒトに、頼んじまっていいのかい?というのもある。
具体的に何を頼まれたというわけでもないので、( ゚д゚)ポカンとしてたけれどもww


ドコも後継者不足のようで、海で遠泳を教えている先生も昭和9年生まれ。
後継を探すも候補が見つからずで、難儀されてるという話を耳にする。


で、遅ればせながら本日の教室。


いつもは元国体選手翁先生が先頭になって、みんなを率いてくださるのですが、
何故か今日はワタクシ先頭で羽交伸200という謎ポジションに…。


翁 :「わたし、ツイ速くなってしもんさね。アンタ先行ってくんねかね?」
先生:「うん。みんなyu-たんについてって!ハイ、yu-たん先生先頭で羽交伸200~♪」


しんがりは校長先生でグルグル4コースから始めて6コースに戻る羽交伸を4回。
ワタクシは羽交伸が(も)ノロいので、浮くのが難しい方に心苦しいものを感じつつ、
しかし視界はクリアな為、遣りやすいことこの上なし。


その後、游方真を250。
五箇条伸(時間の都合で拷伸は省略)を50ずつ。


「それじゃ、みなさんプールから一旦上がって~」という指示のもと、
ゾロゾロとプールから出て校長先生の周りに集まると…。
「yu-たんと い嬢が五箇条伸のお手本をしまーす。ホラ、6コースに入って!」


me :「プールから出ちゃったので、先生がお手本されるんですよねッ♪」 プチ抵抗
先生:「うん♪ だからyu-たん先生たちがお手本をするのよ^^ 」


くッ、してヤラレタわ。
い嬢とブーたれつつも再度入水。


い嬢:「アレ?って五箇条伸だよねぇ?」

me :「五箇条伸には入らないですよ?」

い嬢:「なんで?」

me :「なんで?って…」

先生:「ハイ、いってみよー」


往路:游方真 復路:羽交伸
往路:二段伸 復路:羽交伸
往路:三段伸 復路:羽交伸
往路:拷伸   復路:片手抜(ワタクシ) 
往路:諸手伸 復路:片手抜(い嬢)


水の上では一つ一つの游方や動作について校長先生が解説をしている。


戻ってきた い嬢に、校長先生ってば片手抜はもっと練習が必要だねッ」て…。
予告なしに話を振っておきながら、ダメ出しするときはするんスね 。。


教室終了後、い嬢に声をかけて練習に少しつきあっていただく。
ワタクシは拷伸を、い嬢は片手抜を。
ワタクシの拷伸に関しては、速くしようとすると波が立つそうなので、
ややゆっくりめのほうが良いようである、という感想を頂戴する。


その返礼に、い嬢の片手抜を見せてもらったところ…。
ちょっヾ(・ω・o) 水を掻いてどーすんだッッッ。
足の倍腕を動かしてもいるし、練習というより、そもそもの動きを見直そうと。
腰に当てた手を抜いて、真っ直ぐ肘を伸ばした状態で横から前へ持ってくる。
一旦前で手が揃うような感じになったところで、反対側の腕も同じように…


い嬢:「足はどうなるの?」
me :「普段のプールは浅いから、足で浮きを取るのは後にして。
    先ずは、腕の動きを歩きながら覚えませんか?い嬢は右が下だから右手右足で」
い嬢:「なんでそんなことするの?」
me :「昔の日本人は右手右足、左手左足とセットにして歩いてたそうなんですよ。
    それで、
抜手を左からスタートするのは、見せる相手が左側にいるからだそうです」
い嬢:「あぁ、そうなのー?初めて聞いたわ、ソレ。いろいろあんだねー?」


          ズコー。


いろは嬢が泳法を始めて6年以上ですか?
大先生から直接教えてもいただいてるハズですし、校長先生も話してましたよね??
ウントコサ大先輩が「初めて聞いた」はないでしょーww
聞いてはいたけど、マジメに覚える気がなかったから聞き流してた、が近いのカモ( ・ω・)


とはいえ、ワタクシは片手抜も語れるほど遣りこんでるわけではない。
あまり話したり見せたりするとボロが出るので、テキトウなところで切り上げてしまった 。


水から出たら、校長先生がロビーでアイスを召し上がってらっしゃる。
なんとなく声をかけ、なんとなく一緒にいて、なんとなーく市政と都市計画について語らう。
校長先生もワタクシも、過去に両耳を手術していて耳が遠いため声がデカイにも関わらずww


2人とも一般市民の声の一部をあげていただけですので、関係者各位はドーゾお構いなく^^


次週も日本泳法教室5/8回目が行われる予定ですが、ワタクシ、学校行事のため欠席致します。