本日は新潟シティマラソンだそうで、1万2千人程度の参加者があったとのこと。
その関係で事前に交通規制があることを知っていたワタクシですが、
どうしてもその時間帯に規制のかかっているところを通らないとイケナイ。
何故なら本日は所用で登校せねばならず、規制区間を通らないと学校に到着しない。
通常はクルマ通学をしていますが、その時間帯は学校周辺道路が通れないため、
当然いつも利用している駐車場も含め、全区間走行及び駐車ができない状態。
じゃあ、公共交通機関を利用しようじゃないか。
ズイ分使ってない市内バスのICカードの残金が結構あったような記憶だけウッスラあって、
雨の降り具合にもよるけれど、傘を持ち歩くのが嫌いなワタクシ。
当該駅まで行って雨がザブザブ降っていたら乗り継ぎを考えよう。
だけど、そうでなければ当該駅から歩いて学校まで行こう。
そんな気で昼ごろまでいたわけですが、天気予報は素敵に雨な感じ。
新潟シティマラソンでバスの運行が変わります。お問い合わせは…という
新聞広告を頼りにお問合せ先にお問い合わせてみたのだけれど、
「その時間帯はシティマラソンをやっておりまして、迂回しますので
時間がどれくらいかかるか、ちょっと答えられないので余裕を持ってお越しください」
ということで、然るべきところに問い合わせても用事が足りないのであれば、
これはモウ歩くしかないよね…というところで、今朝。
相変わらず左足が股関節から痛むので、ぎこちない歩みで最寄バス停まで。
遅れてくるバス。
乗車しようとすると、ノンステップどころか傾斜の急な蹴上の長い(高い)段差に出会う。
足の自由が効かない身には優しくないバス。
郊外用のバスは大体こんな感じで、掴まるところも少ないし、椅子も少ない。
そこへもってきて急階段な割に利用者は免許証を返した高齢者ばかり。
一方で、市街地を走るバスは段差がなく掴まるところもいっぱいあって、
椅子も長椅子になっているから比較的身軽に動けないヒトにも親切なつくりになってゐる。
(※ BRTに関しては未乗車ですが、いい話を聞いたことはありませんね…
そんな対応をしているから、バスの利用者が減るのではないか、とも考えたりするけれど、
話は申し訳ない。ワタクシの登校ドラマに戻らせていただきまして、デスネ 。
水がしみこまないカバンを下げて歩いているので、この程度の雨ならば
パーカーの帽子を被って歩けば誤魔化せる感じではあるな( ・ω・)と、ヨイショと下車。
ズルペコズルペコ歩き出すと、早速ランナーたちがメディアシップを背に、
GUCCIとかある角を右に曲がって走ってゆく。
当然そこも規制区間なのですが、その交差点で通行止めを喰らったオバハンが警官に。
「ちょっとォ!わたし、Tジョイ(映画館)に行きたいんだけど困るじゃないのー。
あんた警官でしょう?!ナントカしなさいよ!上映時間に間に合わないじゃないよぉ!」
自分のクルマ1台のために、大勢のランナーたちをどかすように要請する度胸にヤラレル。
あのレベルに到達するには、まだまだオバサンになりきれてないやね…ワタクシ。
待っていた信号が青になり、オバハンの訴えを背にしながら、ズルペコズルペコ…。
裏道を通り、テレビ局の通路を拝借して、橋を越えている道中でも足の下にはランナーたちが。
スポーツに一切の興味関心がないから知らない、ということもあるのでしょうけれど、
マラソン人口って、こんなにいるんだ?!と全県をあげたところで30名程度の泳法人口と、
比べても仕方ないのだけれど、ウヒャーッ(・◇・)と思って眺めてしまう。
そいや、ワタクシは小学生の頃は800メートル走が得意でございまして、6年生の頃だったかしらん。
校内マラソン大会で19位に入ったという、我が家では見たことのない順位になったことがある。
後にも先にもソレダケなんだけど、父親が自称スキーが得意以外、運動と縁のない我が家では、
いまでも折に触れ、話に出てくるキセキの順位でございました。。
ちょいちょい脱臼してた割に、その頃はまだ走れてたのですが…いまやズルペコ歩行だもんな。
歩くだけでも涙が出るってーのに、皆さんよくもまァ走れるものよ。
何が楽しくてあんなに苦しそうな表情をしているんだろうか( ・ω・)とも思うけれど、
当事者の方々からしてみりゃ、そんな風に思うアンタの方が気の毒だって話になるのでしょう。
ナントカ学校に到着する頃、交通規制が解除になるからイヤラシイ。
滝汗を流しながら崩れ落ちるように着席し、暫し動けず。
そんなわけで、オラが市は政令指定都市を名乗ってるだけで、身体の不自由なヒトには
ぜーんぜん優しくないんだなぁ( ▽ )o〇Oということを身を以って体験。
政令指定都市=身体に優しい、ってことではないんだけども。
精神や知的障害の方々は、身体は比較的自由に動かせますから挙げませんでした。
無理をしたからか、股関節や膝だけでなく、腰レベルでも痛みを感じるように。
イヤハヤ…。