4月から、かかりつけ病院の運営母体が変わったこともあって、
好立地に無料で置けた病院の駐車場が有料制度になって3ヵ月くらい経過したかしら。
外来患者には会計窓口で割引処理をしてくれるけれど、30分以内に用事が済んだ人以外、
タダになることのない、素敵な有料システム…ICカードが使える体で使えない辺りもねw


サテ、会計窓口に呼ばれました、複数のカバンを両腕にひっかけたご婦人。
各種カバン内をガサモサするのだけれど、なにかが見つからない様子。
そして突然走って正面玄関から出ていってしまう。


窓口嬢が大きな声で、ご婦人の苗字を叫ぶのだけれど、

戻らぬご婦人。
滞る窓口。
「なんだや。早よしてくれねと、カネかかるねっか」
と舌打ちするオジー。
ごめんね。ご婦人の次に呼ばれるのは多分ワタクシだから、オジーはもうちょっと待つぞ?
などと軽くココロで詫びながら、一問一答をやりながら時間を潰していたので、
ご婦人の戻りにどれくらいの時間を要したのかはわからない。


息を切らして戻ってきたご婦人が、窓口に戻ってきて漸く発声。


婦人:「駐車券が見当たらなくって!車の中も探したけどなくって!再発行してちょーだい」
窓口:「駐車場を管理しているところと経営が違うので、それは出来ないんですよ」
婦人:「アラー。だって私、困ってるのよ?あなたの権限でナントカしてちょうだいよ」
窓口:「そう申されましても…料金計算のところに電話機があるので、
    それを使って管理会社に連絡していただけますか?」
婦人:「なんて言えばいいのよゥ?
(と言いながら、再度カバンたちの中を捜索)
    あー!あった、ありました、ヨカッタ!はい、駐車券!」


余程コーフンしたらしく、窓口嬢に駐車券を提示した刹那。
チャリチャリチャリーン♪…小銭を床に大量にバラまくご婦人。
カバンたちをドサリと床に置きながら小銭を掻き集め、そのまま鼻息荒く帰っていかれました。


そして、呼ばれたワタクシ。
駐車券を提示しながら支払をしていると…。


窓口:「駐車券をなくされる方がホント多くて困るんですよねぇ~」
me :「お察しいたします。わたしも気をつけますね」
窓口:「あッ。ごめんなさい…愚痴っちゃって
///


ワタクシは毎日通院しているわけではないので、こういう場面は多くても月に1回程度。
しかし窓口からしてみれば、ほぼほぼ毎日の出来事なのであろうと想像した場合、
愚痴のひとつも言いたくなるのは尤もな話だし、ワタクシの場合、この程度であれば愚痴に該当しない。


どっちかっつーと、オジーの苛立ちの方が気になったけれど、
会計後すぐに病院を出てしまったので、後のことは知らないのであります。


ワタクシも有料になったから、オジーも多分有料になっただろうとは思われるけどもね♪