常連お母さんは以前から。
姐さんが今年に入ってから英会話にだだハマリしており、
姐さんなぞスイス人から英会話を教わるほどの熱心さ。
常連お母さんも生きた英会話を覚えたいからと、実践のために年に何度も海外旅行に行く。
そういう状態を知っているワタクシですが、本日久方ぶりに米国人青年と逢う。
me :「ご無沙汰してました!夏休みだったんですか?」
青年:「はい。夏休みでアメリカの実家に帰ってました。
エアーコンディショナー効かせて涼しい夏休みでしたよ?友だちと会ったりもして」
その後先方の実家方面の気候をテーマに暫し語らうわけですが、
相変わらず鼻濁音のキレイな話し方をするなぁ、と感心していたのですよ。
そして、米国人青年が帰ってから常連お母さん、入水。
米国人青年と、これこれこういう話をしたのだ、と報告すると
「アンタ、いつの間に英会話マスターしてん?どーやんね!」と驚かれてしまう。
残念ながら英単語は一切使ってないのだ。
一切ってことはないか。彼の名を呼ぶときは流石に日本語じゃないしね。
彼と話すときに留意したのは一点のみ。
それは『方言を使わない』という、個人的には結構難易度の高い注意事項。
英会話をしたい御二方には申し訳ないほどにゼータクなひと時だったらしい。
その後、姐さんからも羨ましがられて「今度紹介して」と言われる始末。
母 :「たまには平泳ぎの練習でもしよかー?常連父ちゃんが来ねっけ張り合いが出ない!」
me :「隣でカッパが見張ってるから、やめといた方が…カッパって英語でなんていうの?」
母 :「オー!ジャストアイフォゲーット」
me :「つか、英語圏にカッパっているの?」
母 :「アイドンノー…ノーっ!!常連父ちゃん来なーい!アレはアナザーティーチャー!!」
ほえ( ・ω・)?と振り向くと、社長。
常連お母さんがコソ練しているときに限って社長が来て、あれこれダメ出しをされる。
だから常連お母さんは社長を避けているし、当然カッパ組長も避けている。
社長とカッパ組長に対し、挨拶しない、顔を合わせないなどの対応を徹底している。
徹底したところで、声かけはあるのだけれど、そこは常連お母さんの気持ちを参酌。
言われたときは何とも思わなかったけれど、アナザーティーチャーがじわじわくる。
そんでもって、そのタイミングで珍しくカッパ組長が大広間にやってくる。
me :「カッパがこっちにくるって珍しいですね」
K嬢 :「あそこで平泳ぎしてる若い女性を見に行ったみたいよ?男性ってわかりやすいね」
me :「平泳ぎしてるじーちゃんじゃなくて?…あぁ、オナゴ様いらっしゃいますね。
ホントだ。カッパ、オナゴ様をロックオン!…てthroughしちゃったじゃないですか」
K嬢 :「彼女の泳ぎがキレイだから諦めたんじゃない?」
母 :「どれね。クイックターンの練習しよかー?アナザーティーチャーもアッチ行ったし」
me :「ただいまカッパ接近中…あ。じゃ、チョッと待ってね」
カッパ組長が平泳ぎオナゴ様をcheckするのを一旦止めた状態のところへ。
me :「カッパさーん。游方行を練習してるので、見ていただけますか?」
河童:「さっきから自分のこと見ったったよ?キレイだねっけ!真なんてバカいいぞ」
me :「真じゃなくて行を見てほしいのですが」
河童:「アレかー?ゆっくり浮いてるみてのヤツかー?」
me :「それは游方草じゃないですか。行ですよ、ギョー。前回から練習してみてるのですが」
河童:「多分見たことねースケ、どんげらかワカンネけどやってみれさ」
河童:「キレイらよ!マルっ!…真だろ?」
me :「真はこうじゃないですか(やってみる) 」
河童:「じゃあモウ1個の方らか?」
me :「草はこうじゃないですか(やってみる) 」
河童:「で、行はどうだって?」
me :「こんな感じだと思うのです(やってみる) 」
河童:「足もキレイだし、真っ直ぐ進んでるし、変なトコなんにもねーよ。
10月の大会に出ればいいこてさ。オカヤマでなんかあったろ?」
10月??オカヤマ???
我が家の近所にオカヤマという集落はあるが、そこの話をしてるわけではない模様。
カッパ組長とのやり取りを生暖かく見守ってた社長(アナザーティーチャー)にもお願いする。
me :「社長はDVDで游方行を見ているからご存知ですよね?」
社長:「もう覚えてないから、動きを教えて?見てあげる」
me :「首から下は多分、游方真と変らないと思います。首から上が鼻で水を切る感じで…」
自分で気になってる箇所を特に注意してみていただく。
① 目線
② 身体の軸のブレ
③ 足の密着具合
④ 差し手で掻く場面の有無
社長:「その体勢で真っ直ぐ進むかどうかは見なくてもいいの?」
me :「顔は斜めってますが、目線を目的地に向けているので動くことはないと思います」
社長:「ホントにぃ~??じゃあ、やってみてよ…あ、ホントだ。ブレないねー。
元々のを忘れてるから出来・不出来は言えないけど、キレイだよ!…游ぎはね!」
me :「ありがとうございます。倒置法で強調しなくてもココロは折れないので大丈夫です」
一昨日よりはシックリしてきた気もするけれど、いかんせん齧ったことがある人々しかいない。
カッパ組長も社長も教えるとなると容赦ない、とはいえ。
上から見ていただいたわけでもなければ、正面から見ていただいたわけでもなく。
下手にアレコレいじらないで、いつか校長先生に逢えたら点検してほしいところ。
いつか、とは言いながら、いつまでも寝かせておきたい物件ではないので、
校長先生が日本から出てしまう前に片づけてしまいたいのが本音ではある。
動画をしっかり確認しとく、って話してた社長を心待ちにしていた方が確実なのか…??