い嬢、は嬢、ワタクシの順で羽交伸で片道進んでおりましたれば、
それから数メートル後ろをウォーキングでついてくる女性がッ。
女性を発見した監視スタッフが走ってきて女性を注意するのだけれど、
何も知らないヒトが遠目で見れば、頭が平行移動してるに過ぎない羽交伸。
静かにウォーキングをしている、と思われても仕方がない部分がないとも言えず。
い嬢主導で練習は進められ、一つの游方を2往復しながら4種類の游方を繰り返してたとき。
御大、登場。
コース飛び込み台前に仁王立ちをし、羽交伸を命ずる。
い嬢、は嬢、ワタクシの順で相変わらず進むわけですが、終点近づくころ、
前者2名が水の中に潜ってナニカを観察する。
水の中に何かあるんか…??
と、自分も終点に到着し、振り返ったら校長先生も羽交伸をやってる!!!
くッ、これは順番が遅いヒトが目の保養をさせて貰えないパターンか。
羽交伸で戻り、今度は游方真を振られる。
い嬢、は嬢ともに出発後、校長先生ってば水の中に潜って動きを確認。
さればワタクシのときも…( ゜∀゜)☆
先生:「 (水から顔を出して)ほい。yu-たんも真!行ってイーヨ」
me :「…では」
ちぇーッ。
行ってイーヨじゃネーヨ、などと思いながらも主要キャラ(審査を受けるヒト)じゃないから
扱いが雑でも仕方あるまいて。ていうか、昨日の状態も少なからず見られてるわけで。
そしてまた終点間際で2名が水の中に顔を潜している。
あ、そか。
校長先生の游方真。
これはベスポジで見なければ損だ!
慌ててプールサイドに上がりベスポジで…って思ったけれど、そこが校長先生の最後の一掻き。
その最後の一掻きで、校長先生にしては心許ない あおり足だなーと奇妙に思いつつ
me :「いまのは上からのベスポジで見たかったヤツだ」
は嬢:「間に合わなかったの?」
me :「最後の一掻きは見れました♪先生にしては、足の長さの割に進みが乏しいような?
いま水に入ったばっかだからですかねぇ??長い脚をケチらんでくださいよ~」
先生:「トシいくと、股の開きがかたくなっちゃって…」
それでも数をこなせば、元に戻るところが校長先生なわけで。
その後、二段伸も三段伸もベスポジからの校長先生を2掻き程度だけれど見ることができる。
校長先生の二段伸、三段伸(諸手伸、拷伸もだけど)は普段見ることができない。
三段伸に至っては、実演場面をはじめて見たという、個人的に豪華絢爛なラインナップ。
うぬゥ、校長先生のDVDはなんで存在しないんだよう(・ω・ `)と思うほどに、美しい。
華美というのではなく、落ち着いた趣深さ、とでも申しましょうか。
ベルサイユ宮殿ではなく桂離宮、と言ったほうがはやいカモ。
でー、あんまりワタクシが「ベスポジ」「いまのは上からみたいヤツだ」とのたまうので、
い嬢も は嬢も自分の順番が終わると即座にプールサイドに上がってしまうようになる。
そんなこんなで高級感あふれる時間を過ごす〆で。
先生:「ダウンにしようか。好きな游方で行ってイーヨ。ダウンだっけ真がいいかもね」
好きなので行っていい割にはさり気に指定されるけれど、
い嬢は羽交伸、は嬢は游方真。じゃあ、ワタクシはどーすっかなー…。
先生:「yu-たん、はよイケて。真でもなんでもいいっけさ」
me :「はーい。さしもの私もダウンで拷伸を試みようとは思ってませんよう」
游方草にしようか、諸手伸にしようか羽交伸にしようか。
乏しいレパートリーの中から、なにを採用しようか思案しつつ、游方真で( ・ω・)ノ
(↑ 横向きに浮いてみてから決めたヘタレ
と、終点にきて振り返ると…!!?
me :「ちょッヾ(・ω・o) ダウンでやる感じじゃないヤツで来た!」
は嬢:「ホントだ。あれは疲れるわ」
me :「クールダウンじゃなくて、心拍数めっちゃ上がりますよ」
い嬢:「凄いねぇ。先生、元気あるねぇ~」
校長先生がクールダウンで持ってきたのは、まさかの片手抜。
me :「いつも浅いトコでやってるからチョーシこいてたのですが、
屋外プールでやったら足で浮きがまだまだ取れてないことを再確認したんですよ」
は嬢:「外で片手抜の練習をしたの?いつ?」
me :「前回の練習会の後ですかね??皆さんがお帰りになってからの話で」
先生:「だいぶカタチになってきたように見えるけどね」
me :「それはね。浅いトコだとプールの床に足がつくでしょ?
ちょろっと足裏で床を撫でて誤魔化してるんですよ」
は嬢:「床を蹴った勢いってこと?」
me :「蹴るほどではないのですが、身体の浮く姿勢がそもそも違ってくるので」
ほぼほぼ垂直に浮くのと、前に45°~60°の浮き加減とでは抜手の角度も違ってくる。
浅いトコで覚えた姿勢を定着させてしまうと実際の現場(どこかは知らない)で困るでしょうし。
---
それはそうと、幹事さんが我々を見つけて接近してくる。
そして、校長先生とナニヤラ話し込み…。
幹事:「おい、yutaha。オメんトコに俺からメールが行ったろ?」
me :「いつ頃のメールの話でしょう?」
幹事:「遠泳大会の写真だこてや!まだ見てねーか?見たろ?
それでやー、オメんトコのプリンタって使えるヤツらか?」
me :「プリンタはね?」
幹事:「じゃあ、オメんトコのプリンタで遠泳大会の写真を印刷して、先生に渡してくれや」
そういってワタクシの肩をピシャリと叩き、去っていってしもーた。
プリンタは元気だけど、メールが送られてくるデスクトップは不調で暫く使ってないんだってば。
なので、メールはケータイに転送するようにしてあって…て、釈明する間もなかったなぁ( ▽ )o〇O
久方ぶりに起動させるか?うでも、コピー用紙に印刷でいいのかなぁ??
先生:「幹事さんから話、聴いたろ?俺ん家のプリンタ、白黒だっけ、写真印刷が出来ねで…」
me :「コピー用紙に印刷すると、ちょっと滲みますが…。
L版かなにかにするなら、それはそれで対応の仕方も変わってきますし」
先生:「うん。最初はコピー用紙の印刷でいいよ!
参加したこどもに配るのに、写真にしたいんだ。だっけ紙のに俺が印つけるっけ…」
me :「あ!なら、ケータイに幹事さんから送られてきたメールが残ってるので、
この後、先生からその場で選んでいただいたのを私が現像しましょうか。
その方がモノの往来の数も減りますし、やり取りの手間も省けません?」
先生:「そんげことが出来るん?じゃあ、そうすっかね!」
二人:「「では、後ほどロビーで…よろしくお願いします^^」」
ということで、ロビーで写真を選んでいただく。
先生:「お!いま何時だろ?」
me :「ちょうど40分です」
先生:「大変!女房を50分に迎えに行かなきゃならねんだった!」
あの校長先生を完全に尻に敷く校長先生夫人。
火曜日の王子様以上に見てみたい方の一人でございます( ・ω・)ノ
校長先生と別れたワタクシ。
登校途中のセブンイレブンで「netprint写真かんたんプリント」アプリを使用し、
文書扱いでi-Phone内にございます遠泳大会の写真を印刷。
メディアを持ち歩いてなくても写真現像ができるコンビニエンスな世の中にプチ感謝。
現像代は経費で落とすらしい話をされていたため、マシンから出てきた領収書を持ってレジへ。
バイトのレジのオバハンでは対応が難しいようで、奥からオネーサンが出てくる。
けど、そのオネーサンてば水泳の「泳」の字が書けず2枚失敗。
3枚目のときにワタクシが「宛名はこれで」とメモ用紙を渡し「あー!」なんて言いながらも
今度は別の文字を書き損じ、なんだかだで4枚目にして漸く宛名と但書つき領収書完成。
便利なツールに囲まれて、読めるけど書けないという人々が着実に増えているところを
久方ぶりに目の当たりにした場面でもございました。