常連父ちゃんより、不名誉な噂を流されておった。
父:「珍しねっか。暫く見ねかったけど、学校は大丈夫なんか?」
私:「下校途中にココに寄りましたが、大丈夫って、私はナニを心配されているのかしら?」
父:「補講だ、なんだ、言ってサッパ来ねっけやー。
訊かれるヒトみんなに、俺“プールの来すぎで成績が落ちて補講を受けてます”って。
そうやって答えてやってんだぞ?今日だってプールに来てて大丈夫なんか?成績は」
私:「お陰様で何一つ単位を落としていませんよ?」
父:「じゃあ、補講ってのは何なんだね?」
私:「学校の先生の都合で休講になった分が入ったり、模試があったり、ですかねー」
父:「じゃあ、オメの手落ちじゃねんだな?」
私:「うん。物理的に来れてないだけ。教室プールに行ってるときもあるし」
父:「そっか。じゃあ俺はみんなにウソを教えてたことになるんだな?
いちいち訂正して回るのもめんどくっせっけ、オメ、自分で言い直して来いよ?」
や( ゚Д゚)ノ そもそも、その誤報がどこまで流れているのかがワカラン。
それに、あんまり来れてない現状にて、判明したところでその方々に会えるのか??
イヤハヤ。
参ったなー、と思いつつも、游方の続きで諸手伸をば。
バタフライで続いて泳いでくるダウンちゃんをお待ち申し述べていると、
隣のコースより、知らん男性から声をかけられる。
男:「いまのって日本水泳ってヤツですか?」
私:「??…あ、はい。そうですね」
男:「いやぁ、キレイですね!あんまりにも美しく進まれるから見惚れちゃって!」
私:「…恐縮ですッッッ」
ワタクシごときでキレイ・美しいなら、校長先生の游方を見たら失神すンじゃね?この人。
日本泳法に興味があるようではなかったし、校長先生も不在な為、働きかけはせず。
さてさて、お時間的にドリルの時間。
O嬢とY嬢がクイックターンの練習に励む15~30分ですが、Y嬢は本日水泳教室で、既にお帰り。
上級先生より「もっと滑らかにクイックターンをすること」と言われているらしい話を聞く。
O嬢 :「あれで、もっと滑らかにって言われると、ナニをどうすればいいんだかねぇ??」
me :「うーん…!!…ちょっと。アレに見えるは指導先生じゃないですか。
こんにちは~(と言いつつ、ヒラヒラと手を振って、オイデオイデをする) 」
指導:「こんにちは~(コースロープを潜っていらっしゃる) 」
O嬢 :「ちょっと、yutahaちゃん。ナニしてん?」
me :「指導先生ぇ。滑らかなクイックターンって、どんなのですか?」
O嬢 :「yutahaちゃん!そんなんで先生を呼ぶなね。悪いわー?」
指導:「クイックターン、俺、苦手なんスよ。いま足を傷めてるからやれないし。
速く動くからクイックターン。キレイでもゆっくりならクイックターンじゃないでしょ」
me :「そりゃそーだ」
Y嬢は仰向けになったとき、しっかり壁に両足裏を付着させ、タメを作ってからスタート、と言う。
me :「じゃあ、こういうのは違うってことですか?」 試しにY嬢式をやる。
指導:「それだと“構える”時間が出来て、全然クイックじゃない」
me :「てことは、速けりゃ汚くてもいいってこと?」 試しに速さだけを追求。
指導:「あ。いまのキレイでしたよ!いい、いい」
me :「壁を爪先で蹴った上に、手の指が床についたけども、アリですか?」
指導:「水深が3mあれば、いまのでキレイに浮上できる。ココ、浅いからねー。
壁を蹴るのも爪先でいいんじゃない?陸上だってスタートするときは爪先でしょ?」
O嬢 :「あー、そうだ」
me :「確かに」
O嬢が不振なのは、壁から離れているところで仕掛けに入っているから、とのこと。
その後も細かいところまで指導先生が点検してくださる。
指導:「yutahaさんはクロールからクロールのターンをそれでやれば絶対かっこいいですよ」
me :「え…神伝流にクロール、ないスよ?」
指導:「深いプールでやれば、決まるターンになってるのは確か」
O嬢 :「よかったじゃん。yutahaちゃん、何か月もしないでマスターしたわ?
私なんて1年以上かかってもコレですよ。センセ、どうしましょう?」
指導:「まぁ、そんな感じで。じゃ、俺、そろそろ帰りますわ」
二人:「「ありがとうございました」」
速いクロールをクイックターンで帰ったら、仮に50mと言えども疲れるじゃないか。
50mのプールでそれを求められた場合、速いクロールで片道行く分、ターンの余力あるなし。
基本的にワタクシ、体力がございませんのでねf(^_^;
ところで、深いプールでクロールって、そもそも速さが出難くないデスカ??
ヤル気もないから、実際どうなのかはワカランのですが。
なんかそんなイメージがあるなぁ( ▽ )o〇O