【教室開始前まったりタイム】
教室プール施設に入館すると、校長先生と受験者い嬢の2名が着席しているのみ。
あれれ、ホカの皆さんはどうされたんでしょーか?って思って訊くと…
先生:「まだ誰も来ねぇ!今日は出足が悪いみてらね!」
me :「ふむぅ。あ、そだ。ワタクシごときが口もきけないほど凄い先生に、あえてお尋ねしますが」
先生:「!!」
me :「大会役員の件で某先生からハガキをいただき、不明点があったので連絡したんですよ。
そしたら詳しいことは校長先生に訊いてください、とのことで。
服装については指示をいただけたのですが、ハガキのココのところに
“競技役員手帳をお忘れなく”って、おっきく書かれても、そもそも持ってなくて。
無いものは持っていけないので、無くてもいいですか?」
先生:「うん。手帳持ってても持って来んのを忘れる人が毎回いるっけ、書いてあるだけら。
ねーても問題ねぇよ。召集係が不足してるっけ、そっち回って貰うかもしんねなー」
い嬢:「なぁに?なにかあるの?」
先生:「うん。大会役員。これからホレね、市民大会とか水泳の大会が増えるっけさ。
それだてがに大会役員の数が足りねで、頼んだんだて。頼むよ、若い人!」
me :「若かないww」
先生:「なぁに、俺よか×0歳、若い!」
い嬢:「そりゃ、若いわ」
いくらなんでも大会役員の平均年齢=校長先生ってこともないでしょーに( ´Д`)
【教室】
教室でいうところのベテラン勢が少ない割に、新人カテゴリーの方々は熱心に参加。
従って、ひとり親方な校長先生の負荷たるやハンパなくて、幾らか游げるっぽい方が
なるべく羽交伸か游方真でベテラン勢についていく、という形で放置される。
80over2名とアラフィフ男性、ワタクシ、い嬢+新人カテゴリーちょっと游げる人々の順。
校長先生の指示では羽交伸で200やったら、あとは游方真をmainに、
二段伸、三段伸、諸手伸までやったら次の指示を待つような話だったようなのだけれど、
そういう指示は80overに係れば、あってないようなモン。
二段伸は苦手だから、別なのやろーぜ。
三段伸って、どんなときに使うの?
片手抜ってやってるときは気にならないけど終わると難儀よね。
指示も出てない片手抜や拷伸までやっちゃう辺り、同好会色の濃いものになってたりww
そんな身勝手な感じで教室運営が進む中、だーれも少し游げる人々に対して配慮をしない。
差し出がましいとは思ったけれど、掻き手で掻いたら内腿に収めるんですよー、と
一律に目立って「それってチョッと…」というところだけ口出しさせてもらいました。
水を掻いたら気をつけの姿勢になるだなんて、誰が教えたんだ??って思うほどに、
揃いもそろって、掻いたら気を付け!の姿勢を取られておったのですよ 。。
ちなみに元国体選手翁は競泳用横泳ぎと立泳ぎに限り、指導してくださる。
【放課後】
今日は受験者さんが、い嬢ひとり。
ついでに一緒に教えてもらおーっと♪と、特訓とやらに付き合うのですが、
当たり前だけど校長先生の注意・指摘は、い嬢に向けられる。
そしてイヨイヨ出ました。
先生:「25mをサー、游方真で7掻きでイケるように。7掻き…10掻き以内。7掻き…」
い嬢:「私、何掻きで行ってたろ?7掻きでなんてイケるかしら」
me :「大先生の秘蔵っ子さんは、年齢を考慮して8掻きって仰ってましたよ^^」
い嬢:「あなた、何掻きで行きなさるの?」
me :「わたしは今日のココの波だと6掻きですが、個人差がありますからお気になさらず」
い嬢→ワタクシ→校長先生の順で游方真を中心に進んでいく。
そんな、い嬢。
ワタクシの游ぎは見なくてもいいけど、校長先生の游ぎを見てるんか…?って感じだ。
me :「い嬢さんは校長先生で目の保養をしないんですか?」
い嬢:「水の上から見てるよ?」
先生:「ん?どうした?」
me :「先生で目の保養~♪…眼福、眼福(=ΦwΦ=) 」
先生:「 (⌒▽⌒)アハハ!」
い嬢より背の高いワタクシですが、プール内にいると水の上からは校長先生の游ぎがよく見えない。
授業の関係で木曜まで水に浸かれないワタクシは、いまココで栄養補給をしておかないと!と必死。
どうやったら、あんなに美しく游げるんだろーって壁に到達するたびに、
残り2掻き程度で游ぎ終える校長先生のお手本を、振り返っては鑑賞している。
美的感覚も個人差ですので、強制するものでもないですが、チョッと勿体無い気が( ・ω・)
い嬢の足がつったところで、放課後特訓は終了。
帰ろうと思って、止めてたクルマに向かうと、駐車場の御向かいさんは校長先生号。
!!?…あ、中にいらっしゃったんスか…。
お辞儀をすると、校長先生ってばゼリー飲料をチュウチュウしながらニコニコ手を振る。
これが友だちなら、こっちも諸手を振って「先生バイバーイ♪」な感じなんだろうけど、
その辺、どう距離を取ったもんだか毎回思案してしまうのでございますのよ 。
校長先生的には「先生、(⌒∇⌒)ノ""マタネー!! 」なノリでオッケーっぽいけど、
それをやると世間が許さないらしくって、偉くなりすぎるのもサミシイもんだナ、なんて。
実際に、手を振って「おーい」って言いあうときは、校長先生は笑顔だけれども、
改めて「よろしくお願いします」という場になると、神妙な顔つきにおなりだからね 。