今宵はローカル水泳協会の総会でございまして、
昨年はアルバイトの都合で校長先生にお金だけ渡して、あとは( ・ω・)ノよろしく。
だったので、今回初めてローカル水泳社交界にデビューと相成りました。


受付を済ませると、ウヒャー…当たり前かもしれないけれど知ってるヒトが全然いない。
項垂れながら会場の隅っこに行き、受付で貰った印刷物等を眺めていると…。


yutahaさーん、って誰かワタクシを呼びましたか?
それとも寂しさからくる空耳カシラ??


びくびくしながら顔を上げたら駐在さんだった。
ヨカッタ!知ってる方がいた。そしてその背後から校長先生が。


先生:「yu-たん、駐在さんと一緒にいればいいこてさ」
me :「知ってる顔を見て安心しましたぁ~…」
先生:「うんうん。知ってるヒトがいると安心するよね!…あ、ナントカ先生、どーも!」


こういう場で校長先生に甘えるわけにはいかないので、駐在さんと語らおうにも
駐在さん駐在さんで水泳指導員としての一面がございますから、
方々に「あ、ナントカ先生!どーも!」てな具合で、うわぁ、ココも先生ダラケだ!
丁度ひと月前の泳法研究会を思い出させる場面が多々あり…。


総会が終わって、親睦会の段となったときに県水連からお偉方が。
会長にウーロン茶を酌させてしまったけれど、その会長の顔を覚えていない。


その親睦会の席で、なるべく末席を狙ったところ、両脇が空いてるトコしかなく。
空いてた両脇の左には水泳協会の偉いヒトだったらしい水泳の先生が(面識あり)。
右側にはシンクロのコーチだった方が「ここ、いいですか?」とご着席。


教室プールにおける日本泳法部の立場は、シンクロの寄生虫的要素が強いので、
日頃から抱いていたシンクロナイズドスイミングに関する謎解明を図る。


例えば振付は誰が考えるのか、どのように伝えるのか。
音楽の編集はどうやってしているのか、などなど。


そこで、衣装・水着は選手(の保護者による)の手作りであること。
いまの選手に求められるスキルの中で、競泳の成績が跳び抜けていないと、
シンクロの練習そのものに先ず耐えることが出来ないという話を拝聴。


シン:「だからね?コタニミカコってシンクロの選手だった人。あの人は競泳も凄くて!」
me :「そのお名前だけは
校長先生から…」
シン:「あぁ。あなた、お若いからコタニミカコをご存知ないのね?」
me :「お若くはないのですが、競泳も含めて全然知らないんですよ」
シン:「でもキタジマコースケくらいは知ってるでしょう?」
me :「それも先日、音だけ聞いてわからなくて、
    字を教えて貰って漸く『チョー気持ちいい人?!』て返した程度で…」
シン:「あら。『チョー気持ちいい』はナニで知ったの?」
me :「ニュースのインタビュー場面か新聞ですね。
    ゴーグルと帽子をされたら、誰が誰だか見分けがつかないです」


そうなのです。
実は左隣の水泳の先生も、先方がワタクシに気づいて声をかけてくださったから、
「あ、この声を聞いたことがある」って顔をよくみたら、
メガネ外して帽子被らせたら、あの先生か?程度になるほどに、
入水ビフォーアフターの見分けがつかない有様。
顔はワカルけど名前は知らない、なんてのも典型的な話。


メンズでそんな状態だから、レディースなんて尚更ですよ。


「はじめまして~♪」と声をかけられたから「はじめまして!」と返すと
「アンタタチ絶対1回は逢ってるから!帽子被ってハダカになればワカルって!」
などと突っ込まれまくるほどに、見事に誰が誰だか…の世界。


そんな状況でも、簡単な講習を受ければ資格が貰えるから大会役員をやってみない?
などなど、方々から学業の現実逃避に持って来い的な声をかけていただき、
その様子を遠くから見てたらしい校長先生が後押しする一言をかけてくる、という
絶妙なフォローつきの、しかしワタクシよりどう見たって年長さんな顔ぶれに、
この集団は後進の育成というか、今後の展望について、どのようなキモチでいるのかと。


どこの部署でも後継者不足、指導者不足が嘆かれておりました。
成績を出せば、そっち方面のギョーカイに行って戻ってこない選手が多い。
資格を取って貰っても、その資格を活かす気のない方が多い。


そんな話を個別単位でも耳にするにつけ、「いろいろと教えてください」
頭を下げてまわってきたけれど、早速にオファーのあった大会が6月にあります。
その講習会が1ヶ月前って…スグじゃねーかよ( ・ω・)つ゛