プールに入水した途端、上級先生指導先生が同時に「yutahaさん、いいところに!」と手招きする。
ナンダドーシタ。ダメな事例でも示せとかいう感じ??…と訝りながらも「コンニチハ」なんつって。


指導:「いまね、この人偽コーチ横泳ぎを教えてたんですよ」
me :「へぇ~、そうなんですね!」
上級:「yutahaさん、教えてあげてよ」
偽 :「さっき
上級先生が11掻きでイケって言ったんさ。あんた何掻きでイく?」
me :「私は7掻きを目安にって言われてるから、その前後くらいですかねぇ。波次第ですが」
偽 :「7掻きぃ~?!…無理無理。そんげの、俺、ぜって無理らわ!」
指導:「さっきまでの練習の成果をyutahaさんから見てもらったら?」
偽 :「じゃ、ちょっとやってみるっけ、見てて!」


ところで、横泳ぎってなんですかね??


校長先生との暗黙の了解で、ホームプール内では便宜上、游方真横泳ぎと言っているけれど、
世間一般に言うところの横泳ぎって、どういうのを指すのかしらん。


偽コーチが必死になって「こんげ忙しがん、11掻きでなんてとてもイかねて!」て言うけど、
足が揃う前に足を開いてるんじゃ、そりゃ伸びないわなって( ▽ )o〇O


上級:「yutahaさん、厳しく教えてやってくださいね!」
me :「え…教えるのは先生方のカテゴリーでは??」
上級:「
游士がナニ言ってんのッ」
me :「
游士だから教えられないんじゃないですかww」
偽 :「だって、この先生たちアンタと游ぐ向きが違うもん」


そうなのである。
指導先生上級先生差し手が左手のヒトなのである。
指導先生に至っては校長先生のお墨付きでもあるキレイさらしいのだけれど、
彼は彼で差し手が左であるということを非常に気にしており、頼んでもその姿を拝ませてはくれない。


そうして、偽コーチ偽コーチ「足はいいから手を教えれ!」と言い出す始末。


何がそんなにお急ぎなのかわからないけれど、教えられるスキルもないワタクシ。
自分が校長先生に弟子入り志願をした際に言い放たれたミッションと同じことを言い、
「話はそれから」と見守ってたら、偽コーチってば5つ数えないうちに脱落。
そして横泳ぎはいいから潜水を見てくれ」って上級先生に言い寄ってった。


そんなこともあって自分の練習開始が遅れてしまったのですが、
8種類の游を4回ほど繰り返したところで、カッパ式バタフライからの…と
背泳ぎモードに入らんとス、ってときに上級先生が静かに寄ってくる。


me :「 バタフライの音と波が)お喧しゅうございました」
上級:「いや、いーんだけど。いいんだけど、それって疲れない??」
me :「こんなもんなんじゃ?」
上級:「それって競泳用の泳ぎだからサー。速いんだけど、長く泳げないでしょ?」
me :「バタフライのターンがわからないので、25mで毎度打ち止めでございます」
上級:「そっかww 僕はねぇ、yutahaさんに長くゆっくり泳ぐバタフライを知ってもらいたい。
    というのはね、その方が疲れないから幾らでも泳げるんですよ。
    ちょっと僕が泳ぐバタフライを見ててね!」


上級先生の泳ぐソレは、なんということでしょう。
見たことはないが、その音はワタクシのソレ!


me :「ちょwww ソレ、私のバタフライじゃないですかww」
上級:「あ、わかっちゃった?yutahaさんの真似をしたのw」
me :「姿を見たことはないけど、音が殆ど同じですもん!」
上級:「水泳の先生は物真似が上手じゃないと出来ないんですよ
(=ΦwΦ=)


上級先生から教わったバタフライは、水の性質や捉え方を知っていないと却って疲れる感じではある。
「僕が教えたのと、カッパ組長が教えたバタフライとチョッと比べてみてください」というので、
カッパ式2回、上級式2回ずつ、交互に入れて25mやってみたけど、ヨクワカンナイ。


カッパ式は腕が楽で足がキツイ。
上級式は腕がツラく、足がラク。


あくまでも個人の見解です( ・ω・)ノ



平泳ぎ時に偽コーチ泳法を全否定したのと違い、
カッパ組長のはカッパ組長のでヨイ、ということで、どっちがいいかはワタクシ次第とのこと。


上級先生「僕の教えたほうのが僕はyutahaさんにとっていいと思うけどな」というけれど、
正直どっちでもいいし、バタフライで長距離泳ぐ用事がどういう場面なのかが想像しにくい。
熱心な働きかけに対して『そのときの気分で使いわける』ということで勘弁して貰った。


それから漸く自分自身の練習に専念できたわけですが、それもイヨイヨ〆ってときに。


O嬢 :「どれね、上級先生とマンツーマンだったがね。チョッとは上達したろ?」
me :「ナニガ?」
O嬢 :「個人メドレーやってみれて」
me :「へッ?!…
ターンがわかんない」


そうなのです。
実は本日最大の難関背泳ぎから平泳ぎにうつるターンであり、未完成なまま涙の撤退。


バタフライから背泳ぎターンが1発でオッケーだったが故に、尚更情けない感が強い。


「継続は力なり。楽しく続けることが大切ですニコニコ
凹タレそうになると、校長先生のこの言葉(メール)を思い出して次回に繋げております。