この辺の御子タチは7日に始業式の学校もあるとかで、まだまだ春休み真っ只中。
天候の良い日中は、彼らが自力で田んぼのド真ん中に建つホームプールにやってきます。


つまり、駐車場はガラガラなので一見空いているように見えるけれど、
館内に入ると子どもがウジャコラいるという…そんな現実。


御子タチがいる状態で横体の游方をすると、掻き手で軽く2、3人はさらってしまうし、
あおり足で数名を蹴っ飛ばし、1、2人を挟んでしまうという、事故が出る。
そんな夏場の教訓から、御子タチが帰るまで「平泳ぎの足」の練習をしております。


準備運動の游方真3回目の途中あたりから、オバチャン2名に声をかけられる。
「ねぇ!yutahaちゃん。平泳ぎが出来るようになったんだって??見せてぇ~」


や( ゚Д゚)ノ平泳ぎの腕がまだワカンナイし、急に言われても困る。
ましてやプルブイを挟んでない状態でヤレって言われても不安なんだが…??


しかしまー、10mもない間だからチッとやってみっかぐらいの軽いキモチで
「じゃ、足だけでご容赦願いたく…」と言いつつもやってみる。


Y様 :「どーやん!がってなんね!こないだ練習を始めたばっかだと思ったら、
    もう、出来てるわ。
平泳ぎの足だ。完全に。yutahaちゃん、ナニしたん??」
S様 :「足、痛くねん?」
me :「ナニしたかは偽コーチへドーゾ。がつきっきりで教えてくださったので」
偽 :「なにさね。俺なんてこのオバチャン達にも1年くれぇ教えたけど、ならねんよ!
    アンタやっぱ覚えるの速いんだて。いまの足もヨカッタよ?」
me :「じゃ、準備運動が終わったら腕を教えてください♪」


つーことで、引き続き偽コーチの厄介になる。
といっても腕の説明は一言で終了。
曰く、「顔を洗う」


それでアッサリ平泳ぎの手足で動けるようになったそうで(自覚はない)、
次のミッションとしては、プルブイを外して「ひとかきひとけり」に。


水中スタート→蹴伸びの手で水を押さえて内腿に収める(ひとかき)→蹴る(ひとけり)


偽:「うん。やっぱアンタ覚えんの速い。あとは微調整だっけ、鍛練すればオワリ」
私:「タンレン…」
偽:「他のヒトなんて何年もかかって平泳ぎの練習してんてがに、アンタどーやん?
   
ひとかきひとけり+8掻きで25mイクんだっけ相当らよ??
   あとは速さを追及するだけだっけ、鍛練するしかねんだがねぇ~」
私:「
( ゚Д゚)… 


ヨクワカランけど、あとは泳ぎこめっつー話ですかい??


K嬢 :「えーッ?!平泳ぎで25m泳げるようになったのー?モウ?!
    だって、この前まで
あおり足が…ねぇ??
    ヒラで25mやって疲れない?疲れるでしょう??慣れないもんねぇ??」
me :「爪先が浮いてくるまで待つ、独特の伸びの感覚ってヨコオヨギに似てますよ?」
K嬢 :「じゃあ、慣れてなくても疲れない?」
me :「疲れはしないですねぇ。浮いてるダケみたいなトコもありますし」
偽 :「体幹がいーんだて。ブレねもんね!」


んー。
ときどきあおり足になるときもあるし、「顔を洗う」ときに左手の返りが弱いときも。
もーチョッと、爪先を落とすとモアベターとはK嬢の話。


怪しげながらもクロールバタフライ平泳ぎ、ときておりますので、
〆にお待ち申し述べるは背泳ぎってトコなのでしょうか( ・ω・)


背泳ぎ担当は4泳法のオジサンとK嬢、という暗黙の了解がある模様。


K嬢と伯爵夫人と一緒に帰りながら…


K嬢 :「偽コーチの出番は平泳ぎでオワリだったんだねー」
me :「の根気強さには頭が下がりますね!」
K嬢 :「そんなことないわよー。やっぱり若さかなー??」
夫人:「若さもそうだけど、日本水泳をやってるからじゃなーい?」
me :「皆さん年齢と日本泳法を理由にしますが、偽コーチには手柄はないんですか?」
K嬢 :「だってあの人、ホカの方にも教えてるけど、ホカの方は…ねぇ??」
夫人:「そーだよー?××さんっているじゃない?
    彼女なんて8年もヒラ
の足をやってるけど、あんなだよ?25m泳げないのよ?」
K嬢 :「日本泳法をやってるから、水の捉え方も身についてるんじゃないかしら?
    足の爪先の処理もキレイだし…ピシーッて伸びてて、ねえ?」
夫人:「ホントだよー?爪先なんてバラけやすいんだよー?」
me :「あ。ソレは伸びのコツを
校長先生から盗んだのを使ってるダケですww」
二人:「「ホラねー?」」


日本泳法が仇になってると言われた平泳ぎも、8日目ともなれば味方になるから恐ろしい。


「ひとかきひとけり」のタイミングが自分の中でイマイチなので、
ソコを納得させてから背泳ぎ方面のお世話になろうかと考えております( ・ω・)ノ