3月20日(金)~本日3月22日(日)まで、ワタクシは鹿児島にいっておりました。
日本水泳連盟公認13流派のうちの一つの流派が、
研究課題となって日本泳法研究会を開催するのでありますね?
大体各流派持ち回りのローテーションらしく、今年は13年ぶりに
鹿児島は神統流が研究課題ということで、生まれて初めて国内では佐渡以外の
本州じゃないところに行ってきた次第。


オラが新潟から、その鹿児島まで行ったのは校長先生練士の方ワタクシの計3名。


ココロの予定ではその行事に絡んだアレコレ備忘録を書くつもりでいたのですが、
とーっても、それどころじゃないほどに動揺する出来事がございまして…。


新潟から3名の参加ではあっても、3人が3人交通手段が異なるため、
帰りの飛行機の時間もズレが生じます。


一番先に帰路につくのが練士の方。二番目が校長先生で、ラストがワタクシ
練士の方とはヒコーキの搭乗時間に開きがあったことから、昼食を共にしてから別れ別れに。


校長先生ワタクシの搭乗時間は数十分単位の違いだったので、
練士の方と別れたあとで、小一時間ほどお散歩デートをしてから、
一緒に鹿児島空港連絡バスに乗ったのでございます。


me :「先生。私に“競泳やらねん?日本泳法だけら?”って仰ったじゃないですか。
    あれは、なんでですか?ナニを根拠に出た発言なんだろうと思って」
先生:「うん?競泳が出来るようになればハバも広がるしね」
me :「ハバ… 
(身幅はこれ以上ひろげたくないなぁ) 」
先生:「ハバってのは、泳ぎのハバね?
    泳ぎのハバを広げて水泳指導員を目指してもいいんじゃないかと思ったから」
me :「 
(  Д ) ゚ ゚ 水泳指導員、デスカ??」
先生:「うん」


例えば既に4泳法が泳げる方なら、あーそーですか、と流せるのかもしれないけれど、
4泳法(厳密には2泳法)は日本泳法のツイデに緩くやってるから、まぁ楽しいのであって、
ガチでやるとなると外野がアレコレ口出ししてきて戸惑うばかりだし、
用語もワカランし、日本泳法の片手間に手を出していい世界なのかもワカラン。


競いたくないヒトが競技水泳を教えることを目指す、というのはどういうことだ??
なんだか色々キモチの整理がつかないこと、ましてや寝耳に水な話。


だって、そうでしょう?
泳げない、ドラゲナイのにいきなり水泳指導員とはナニゴトぞ??
そのヘン、理解がドーモできない。


先生:「yu-たんがイッショーケンメイやってるから、どうかな?と思って」
me :「イッショーケンメイにやってるように見えますか?」
先生:「…。うん!見えるねぇ」
me :「いまは割と時間の融通がきくので長時間水浸しになれてますが、
    それだって下手な鉄砲を数撃ってるだけで、出来としてはどーなんだか…」
先生:「うん、まぁねぇ!
    イッショケンメ遣り過ぎて、ある日とパタッとやめられるのも困るしねぇ!
    楽しく続けるのが一番いいから、その気になれねかったら、無理にとは言えねし。
    練習するプールの環境もどういうところがいいのかってのもあるからねぇ~」


このコトバは4泳法をガチでやると周囲が賑々しくなって混乱するって
訴えたのを受けて出たものなのだということの想像がつく。


話は神統流実技発表を見終え、鴨池公園水泳プールを出る前に
練士の方がトイレに行っている間の話に遡る。


生:「yu-たんさー、競泳はやらねん?日本泳法だけら?」
me :「
そもそも競いたくないえ…ホラ、私、足が悪いから平泳げないし」
先生:「股関節だろ?平泳ぎのキックに股関節なんて関係ネーヨ」
me :「どして?
(4泳法の)皆さんヒザの引き寄せがうまくいかないって…」
先生:「ヒザを引き寄せたら水との抵抗が増えるばっから。
    身体を壁にくっつけてみた?
(ワタクシ、言われた通り、壁に正面から密着)
先生:「
爪先は揃えるわね?で、踵をお尻にまっすぐ持ってくる。
    そしたら足の親指を外側に向ける。そして、両爪先を揃えて伸びる

me :「踵をお尻に持ってきて…センセー、壁にヒザが当たらなくていいんですね?」
先生:「ヒザが当たったら、それは水の抵抗を生むこてさ」
me :「そんで、足を揃えたままで爪先を外側に、ってことはヒザは開かない?」
先生:「うん。プルブイ挟んで練習するとイーヨ!
    プルブイ挟んでやってっとヒザが開いたときにプルブイが外れるっけ」
me :「外側に向けた爪先は揃えて伸びる」
先生:「そう。それだと股関節、使わねろ?」
me :「タシカニ。痛くないです。皆さん、ヒザの引きつけが足りないとか、
    のキックは脛で水の抵抗を感じろとか、足裏で水を蹴ってる感覚が、とか
    なんだかアレコレ言ってますが、あれは一体…??」
先生:「うん。水の抵抗をを増やす泳ぎらねぇ!」
me :「この前、バタフライを集中的にやらされた(?)のですが、
    そのときに
第一キックのタイミングがビミョー的なことも言われて」
先生:「…ッ!! そういうのが混乱させるモトなんだ!」


あいや、怒ってしまったよ。


そのタイミングで練士の方の用足しが終わり、ランチを摂取しに移動。
店内案内待ち時間の間に、ベンチに腰掛け、エア平泳ぎキックを練習。


me :「エア練習してますが、この動きでいいです?」
練士:「うん、いいわよ?エア練習も大事なのよ。
    水の中と感覚は違っても動きは変わらないからね?」
me :「よぉし、なんで平泳ぎというか競泳と言うかの話になったのかワカランですが、
    出来る範囲でこれからの練習に取り入れたいと思います」


校長先生はプルブイを挟む前に、プールに腰掛けて足の練習をすると良い、とも。


いまはチョッと、その気になれないというか、4泳法が泳げないので、
いきなり『水泳指導員』と言われてもピン♪とこない。
まだ『練士』を目指せ、と言われる方がナンボかイメージが沸く。


校長先生がどちらもモノになるまで最後まで面倒見てくださるなら、
前向きに考えてもいいかなーって思ったりもしないでもないけど、
いかんせん今年度は何かと勝負年度でもある。


水に浸かれる時間も大幅に目減りすることから、余計にドチラもイメージが沸かないという…。


水泳指導員って、ただ4泳法が泳げるだけじゃなくて、
年齢別個人メドレーの成績が、指導員基準に沿ってるかどうかや、
潜水や横泳ぎ、救助法とか筆記試験とか、その他にも講習があるとかどーとか。


明らかに見込みがなさそうなヤツに、そんな声かけをするとは思えない。
校長先生は以前水泳指導員はいっぱい育ててきたけども、泳法の指導者はマダ…」と。
そんな風にコボしながら「yu-たん、俺の言ってることの意味、わかるよね!」って、
それはそれで、そこはかとなくプレッシャーを感じる場面ではあったのですが…。


つか、タイムもそうだけど、個人メドレーって体力的に持つのかね?ワタクシ。


ここでダラダラ悩んでないで、校長先生と相談しろって話ではある。