イマサラの話。
何ごとにおいても、基本って大事だと思うのですよ。
しかしながら『大事=楽しい』とは必ずしも言い切れない。
例えば和室に通されて「お楽になさってください」なんて言われても、
一応は正座をしているのが基本だったりする訳ですが、
正座という姿勢を維持するのも、ワタクシの場合ですと30分が限度。
特に股関節の屋根が浅い方の足がツイ流されてしまいがちになり、
基本の姿勢だからといって、座りやすいわけでも、楽な姿勢な訳でもなく…。
事例がイマイチではありますが、基本の姿勢が正座ではあっても、
年齢を重ねると、正座も長時間だとヒザが…などと、
グルコサミンとかサメの軟骨とか、コンドロイチン辺りの名称が気になってきたり。
『基本=大事≠楽』ということを申し上げたいのでございます( ・ω・)ノ
で、游方の基本と呼ばれし“游方真”。
書道で言うところの“楷書”に該当。
ついでに言うなれば、游方草は“草書”、游方行は“行書”にあたるそうな。
游方真について伝書には『其の様直にして厳なりと雖も聊かも烈しからず
安らかに麗しく始め終わりともたしかにして左右の足合いて伸びたる時
足の裏の水に浮かん事游方の花とする処なり。左右の手掻き切って伸びたる時
手の先水に浮かん事足の意に同じ。真は如何にも正しく直なる処を宗として游ぐ故
存外伸びるなり…(略)…其の味合の面白きこと限りなし…』とある。
まだまだ全然、伝書にあるように出来ているわけでもないのだけれど、
この游方ってめっちゃ面白い!ということが今日わかりました( ・ω・)ノ
なんていえばいいかな…動きのメリハリ次第で、どんなにでもなるっていうか。
水の捉え方や力の入れ加減、抜き加減次第で、どうにでもなるっていうか。
うまく表現できないあたりが、よりマダマダ感を強めますが、
コレを游ぎこむと、相当いろいろな発見が出てくると思われます! ←ややコーフン気味
いやぁ、遣り甲斐あるわ~。
てことで、動画サイトにあげてあります。
↓↓↓
http://youtu.be/MKjvVdvjyoQ
見たって同じには游げないのだけれどもね 。性格出るっていうしf(^_^;
游方真の楽しさに気づいたことは、盆と正月が一緒にきたみたいなヨロコビです。
一日遅れの素敵な誕生日プレゼントでもあったと言えるでしょう。