嗚呼、もう。
ドコから書こうか…。
順番に悩む時間がもったいないので、あった出来事順に書いていくことにする。
ワタクシが入水するチョッと前に校長先生が入水してたとかで
「先生が来たから弟子(ワタクシ)も来たりして…」なんていう噂を
4泳法のマダム達がしていたところであったとか。
Y嬢 :「アラー!yutahaさん、こんちわ。いまね、校長先生も来てたったよ」
me :「こんにちは~(Y嬢が指す方向をみて)。ホントだ」
Y嬢の声は大きいのでプール施設内に響き渡る。
耳の遠い校長先生ですら振り返るほどに大声だったので、
いい感じに目が合い、2人で大きく手を振り合う。
ソレはソレとして、コチラはコチラで昨日よりも若年化が進んだ大広間の
細かい集団に配慮しながら、自分のことを黙々と…。
なにせ手旗信号翁によると、游いでるようにはみえてないという話でしたからね!
とはいえ、混んでいるので空きスペースがないと進めないのも現実。
角っこにマダム達と団子になって語らってたら、校長先生がコチラへ片手抜で。
おぉ…足さばきが参考になる。
あれくらい、おっきい手だったら水を撥ねさすのも映えてカッコいいけど、
オバチャンのプヨ手じゃ、水の切り方は知れたモン。。
長い手足で…。
ウットリ(ノ´∀`*)トリ、としてたら、校長先生、コチラ側に到着。
昨日、術後経過を気にしたワタクシに「昨日よりも良くなってきた」と
その成果を見せるべく、水鉄砲をご披露してくださる。
ワタクシが勝手につけた水鉄砲の呼称である“出初式”と“搾乳”の両方を。
それをみて、ヨロコビを分かち合いたかったのだけれど
マダム達のみならず、小学生たちがワラワラとやってきて「見せて」「教えて」と
ちょっとしたアイドルになっちゃった校長先生。
背泳ぎが泳げなかったコを数分で泳げるコにしたりと大広間でも活躍。
子どもたちの集団が出来る=游ぐスペースができる、ので、
一緒に遊ばない後ろめたさを感じつつも、自分のメニューを地味にこなす。
二段伸で戻ってきたとき、校長先生の水鉄砲作成コブシがワタクシの頭をお出迎え。
何度も繰り返されるワタクシの25mずつ8種游方を、それこそ何度も眺めてた校長先生。
先生:「游方草はサー、右手は横に掻かないで左手は身体に添わせるようにして掻く」
me :「ん?本場の先生は右手はまぁーるく掻くって話でしたよね?」
先生:「うん。縦にまるく掻く。そんでyu-の場合、身体が横向いてっけ」
me :「ソレ、昨日先生が游いでるのをみて、直そうかとしてる最中なのですよ」
先生:「じゃ、ちっと腕を意識してやってみた?」
ときどき左手を返すときに身体に添わせるのを失念する場面もあったけれど
先生:「うん。いいねっかて」
me :「右手は犬かきっぽい動きなんですかね?」
先生:「そーらね!犬かきっぽいかもね」
実際に教えてもらってやってみると、片手抜なみに深さが欲しい游方草。
浅いトコでは横体の游方がmainにならざるをえないのかなぁ??なんて思ったりも。
珍しく校長先生の方から「筏流しすっかね?」なんて働きかけがあったりもして、
日本泳法競技会が終わるまで遊ばない宣言をされてからズッと放置プレイだったコレマデ。
嬉しくて幸せで…( *>ω<)ノ♪うきゃっ
楽しい時間(校長先生)が去ったあとはキビシイ現実が待っている。
遊んでもらったお陰で、教えてもらったお陰でコースロープの玉が増えない。。
やってる最中や、到着した壁際で話しかけられることもあって、
いま自分が何の游方をやってきたのかも覚えていない有様。
そういうときは、コッチ側からのスタートだから…と往路であれば游方真から。
復路であれば二段伸からスタートするなど、多分いつもよりは余計に游いだか、と。
諸手伸で戻ってきたとき。
ズーッとプールサイドから水面(プールの様子?)を見てた男性が声をかけてくる。
男性:「あのさー。ソレって古式泳法ってヤツ?」
me :「σ(・_・)??」
男性:「そう。あなたがズッとやってる頭を水から上げてやってるソレ」
男性は片手抜のポーズやらを数は見てたのであろう。
それらしい動きを何度か目の前で披露してくださる。
男性:「古式泳法を教えてくれるヒトがいるの?いないと出来ないもんねぇ?」
me :「はい、いらっしゃいます…30分くらい前に帰りましたが」
男性:「その人は先生じゃないの?」
男性が指差す方向に目をやると、定連父ちゃんがプルブイ片手に( ゚Д゚)ポカーン
me :「あ。彼は違います」
男性:「ここのプールで教えてるの?」
me :「ここでは教室はやってなくて教室プールで水泳教室があるのですが、
ソコで教えてる先生の一人がココのプールにもいらっしゃるのです」
男性:「あぁ、そうなんだ。俺が子どもの頃は忍者泳ぎって言ってね。
いいねぇ、ミズスマシみたいでキレイに静かに真っ直ぐ進んで。ねぇ?」
me :「ありがとうございます!よかったら一緒にやりませんか?」
男性:「やー。俺は見てる方が気持ちいいから、やらないで見てるサ。
扇を持って游いだりはしないの?あぁいうのもカッコイイよねぇ?」
ごめんね。
小道具を使うのは正月ばっかりで…。
水深が深くないとあの辺の游びはできないし、プールに持ち込みは不許可では??
常連父ちゃんが。
父:「今日は何個イったんだね?」
私:「んーと、あと2個ズラせれば3,000はイキますね」
父:「サンゼン??」
私:「準備運動が410。うんで25mが8種類で200。200で玉1個。あと2セットで13個」
父:「おぉ。そーらな。その準備運動のハンパな数字は何なんだね?」
私:「ターンして5mの分と、5m地点からふりだしに戻るまでの距離」
父:「そっか。3,000って、そりゃ大したモンだ」
私:「下手な鉄砲を数撃ってるダケww」
父:「その鉄砲も大分アタリがいいみてらぞ?上手らもん。自分」
私:「ありがとうございます。できればその辺の台詞は校長先生に言っていただきたく」
父:「なんで?」
私:「先生が教えてくれてるから。お父さんにも感謝してるよ?」
父:「やめれやー///」
私:「今日は先生から いっぱい遊んで貰ったから距離自体は3,000以上イクはず」
父:「すげェな…毎日3,000なんか?」
私:「時間が許せば」
距離と内容が比例してるかどうかは全然別の話。
拷伸中…。
父:「横でみてたとき、悠々と游いでるようにみえたけど違うんだなー」
私:「この游方は到着した途端、肩で息をします」
父:「だろうなぁ。いま水中でみさせて貰ったけどやー。
ひっで忙しモンなぁ~…痩せる気持ちで游いでるんろ?当然の話だけども」
私:「え…そんなん考えてるヨユーもない游ぎかも。。」
拷伸というか日本泳法にダイエット効果なんて期待できんのか…??
ダイエットをしてないから尚、実感が沸きません。
前半に遊び過ぎたから後半で盛り返したわけですが、
いまそれが結構背筋にキてます><
でも、これは生きてる証。
あー…幸福な2日間でした
明日は いずこのプールも休館日ですので、この辺のヨロコビは味わえませぬ。