蹴って、蹴って、蹴って、蹴って。
校長先生が早めに大広間へいらしたので、丁度いいタイミングとばかりに
その場に一緒にいたマダムと声をかける。
S嬢 :「せーんせ♪私とyutahaさんにバッタを教えてくださいな」
先生 :「うん、じゃあやってみて…キックと掻くタイミングが合ってねーね」
me :「センセー、私は」
先生 :「ほい、ワタシもバッタやってみた?」
me :「私、バタフライじゃなくて拷伸をお願いしたいです」
先生 :「じゃあ手繰ってみて」
me :「動画見てもワカンナイから困ってるのです。Sさんが終わってからでいいので」
S嬢 :「あー、わたし帰るからいいよー?教わんなー?」
先生 :「じゃあ上ぇ、あがって見ててみた」
おー…久方ぶりにみる模範游方はヤハリ圧倒されますな!
ややコーフン気味に手足の動きを確認する。
先生:「(游方)真で入って、あとは蹴って蹴って蹴って蹴る」
me :「足は両煽り足ではないんですね?」
先生:「うん。普通の煽り足らね!」
ノビノビ系の割に伸びる間もなく蹴り進んで行かねばならん為、
慣れるまでかなり体力を消耗するような感じでゼーハー言う。
うでも身体に覚えこませないと第2月曜という名の休館日がきてしまう。
そこそこ混んでた大広間はそうでなくとも高波ではあったのだけれど、
自分が掻くことで生じる波でもってして視界が遮られるのもあって、
なかなか真っ直ぐに進むことができない。
校長先生が○とも△ともつかない微妙なポーズを作るけれど、
自分の中で納得できていないため、その後も游方真を取り入れつつ拷伸をば。
校長先生が帰った入れ違いに上級先生が入水してきたので、
彼が一段落した頃、大広間へいらしたので声をかけてみる。
me :「センセー、お手隙ですか?」
先生:「はいはい、なんでしょー」
me :「ちと見て貰ってもいいですか?さっき教わったばかりなので」
先生:「うん!ナニ泳ぎ?」
me :「拷伸をお願いしたく」
先生:「4泳法じゃないんだ…」
me :「ご覧になったことはありますよね?」
先生:「あるけど、細かいことやタイミングとかは校長先生じゃないと」
me :「校長先生からさっき教わったんですよ。
それで○だか△だか判別つかないビミョーな恰好を腕で作って帰っていかれて」
先生:「あぁ!じゃあ大丈夫ですよ。年寄りは腕を真っ直ぐに出来ないだけだからww」
me :「つれないことを仰らずに、ザックリでいいので見てくださいませ」
先生:「本当にザックリだからね!」
速いversionでやってみると細かい動きが見えないと仰るので、
ゆっくりversionでやってみると概ね良いのではないか?というような話で…。
me :「足、ちゃんと煽れてました?」
先生:「うん。煽れてたよ。でもさー、ボクさー。yutahaさんが見てっていうからテッキリ…」
me :「なんですか?」
先生:「4泳法をヤル気になってくれたのかなー?って思って嬉しかったんだよね。
それが結局は日本泳法な訳じゃない?
なんで4泳法じゃダメなの?僕、幾らでも教えるし、練習にも付き合うのに」
me :「その理由は」
先生:「いや、病気だからってのは解ってるけど。解ってるけどね!」
体力なくてゴメンよ。。
それでも小一時間拷伸をmainにやってたら大分疲れなくなったよって、
そんな話は上級先生にはあんまり関係なかったんだっけかねf(^_^;
個人的に拷伸と諸手抜が身体的難易度が高そうに感じており、
諸手抜は水深の関係でホームプールでは教われないと思われる。
拷伸が出来て、游方草、游方行の順番で教われればいいかなー?と思ってますが
三段伸のタイミングもその時の気分によって変わってくるので…。
いろいろ覚えることがあって、健康体だったとしても4泳法どころじゃないやww
(↑ さり気に失礼