上級先生が水泳教室を終えた後で大広間にやってきて仰る。
上級:「yutahaさん、游士の次は練士、教士の道を辿るの?」
me :「うーん…」
上級:「いまの日本泳法部長って何の資格だったっけ?」
me :「彼女は練士ですね」
上級:「yutahaさん、来年練士受けるの?」
me :「来年は受けられないですよ?」
上級:「あ、そっか。3年経たないとダメなんだっけ?」
me :「多分…」
現時点で全県30人程度の部員中、範士1、教士1、練士3、游士6という割合。
ところが教士の方、練士の方々が遠方住まいであったり公私ともにご多用で、
正月の游初め以外で彼ら(彼女ら)が游いでいる現場というのを滅多に見ない。
従って“練士”と言われても全然イメージが沸かないのでありますね?
校長先生を眺めてると「消えかかってる蝋燭の灯が…」とかナントカ仰って、
見てもいいけど参考までよ的な対応でっていうか、
日本泳法競技会に向けた横泳ぎ競泳の調整もしてらっしゃるので、
あんまり邪魔してはイケナイという雰囲気がなんとはなしにアル。
上級先生とそんな話をしてたらヒゲがやってきたので、横体の游方で遊べなくなる。
4泳法のオジサンが「俺さー、前に大広間で背泳ぎしったらアレ(ヒゲ)に邪魔って言われた」
「あぁ。私は横泳ぎすんな、言われましたよ」と互いにボヤき合う。
2人して「小心者だから言い返せなくて(*-ω-)(-ω-*)ネー」…なんつって。。
でー、自分の遊びが出来ないので、上級先生から浮き方と沈み方を教わる。
浮くのは兎も角、沈むことがどうしても難しい。
床にへばりつきそうなんだけど、頭だけ上がりがちになるってことは
息を吐ききれてないんだろうなーって、何度も何度も床にうつぶせるんだけど、ドーモ 。。
me :「頭が空っぽだから浮いてしまうのかなぁ( ▽ )o〇O」
マダム:「それはないでしょww」
me :「じゃあ、アルツハイマーで脳が委縮しちゃってるトカ?」
マダム:「yutahaちゃんはマダ沈んでるほうだって!
私、上級先生の教室で何度もやらされてるけど滅多に出来ないよ?」
ヒゲがいる間は どの道遊べる量が限られているので何度でも沈む。
ソコへ校長先生、入水。
我らの様子を一瞥し、コースから大広間へジャポッ♪
コォーッ…と息を吐いて、潜り、沈む。
そして4つ足になってプールの床をハイハイする様は爬虫類系のナニカ。
潜る前に吐ききる程の勇気はないので、勢いつけて潜って沈むのだけれど、
両手両足を床に着けて数秒固まるので精一杯。
ましてや、その状態から歩くとか移動するとかって以前に尻が浮いてしまう。
遣り過ぎて耳の奥が痛くなる頃、漸くヒゲが帰る。
明日も授業の関係で多分遊べないから、心置きなくイキたかったのだけれど、
沈むのって、存外疲労度が高い上にヒゲが帰る頃になるとプールも混んでくる。
ヒゲが来る前の小一時間は横体の游方で遊べたから由とするか??と思いつつ
折角校長先生に逢えたのに、話もしなかったばかりか拷伸を教わりたかったことも
ヒゲのお陰でスッカリ失念してしまっていて、自分にとって都合の悪いことは
今日は全部ヒゲのせいにしてしまおうと思っていたりするのであります 。
上手な人やスタッフさんから邪魔者扱いされるなら諦めもつくけど、
上級先生が熱心に指導を施してたところで、そもそも改善する気のないヒゲ。
※ 校長先生は“我関せず”のスタンスを貫いてゐる
事情を知る者は異口同音に「手旗信号翁って、それこそ彼からクレームきてないのかね?」と。
ご本人に訊こうかとも思ったけれど、クレームを意に介さないからこその手旗信号翁なのであった。
全体的にボンヤリしてるのでオチもなんもあったもんじゃありませんww