8月最終日ということもあってか、ホームプールは今日も大繁盛。
游方の練習が引き続き捗らないので、例によって仰向けに浮いて足元へ進むスカーリングをば。


これは波が高かろうが、誰かと接触するにしたって足の裏。
速さもないので衝撃も少ないし、よしんば接触したって後鴨の姿勢になれば由。


プカッと浮いてスルスルと進んでいくと…。


          ??!


あれッ??
なんだー?
急に進まなくなったってーか、おなかというか胸元というかに重さを感じる。
目線を胸元に向けると…。


なんと、ソコには赤い帽子の男の子が足だけ平泳いでいる。
乗り上げてきたのだろうか( ・ω・)


me :「す、すみません…」
男子:「!!…ママじゃなかった!」


ワタクシがマダム達から教えて貰った範囲内で、このスカーリングで進むヒトというのは
校長先生上級先生の2名であって、ドチラもママには成り得ない存在。


それにしても僕ちゃん1名を腹の上に乗せてスカーリングって出来るもんなのか、と
どちらかというとソッチの方に驚いていたところを常連父ちゃんに話しかけられる。


父:「進むなぁ!」
私:「
校長先生には敵わないけどね」
父:「ぶ!
校長先生と勝負して勝てる訳ねーねっかww2、3年後はワカラネけどや。
   
校長先生は県で1人いるかいないかって御方なんだろ?日本泳法で」
私:「日本泳法もそうだし、指導者としてもそうだから表彰されたんじゃ??」
父:「あ、そっか。そんで、オメは
校長先生と資格の差はどれくらいあるんだね?」
私:「
校長先生の下の下の下になったばっかですからね」
父:「
校長先生に並ぶのは何年後なん?飛び級ってねんか?」
私:「ない。し、
校長先生の下の資格を去年取った方がいるので、その方が後9年?
   確かソレになってから10年しないと
校長先生と同じ資格になれなかった気が」
父:「なんでそんげ10年も待たすん?
校長先生下剋上を嫌ってイジメてんか?」
私:「技術的なこと以外にも求められることがソレダケ多いってことなんでしょーね」
父:「そんげ大変な資格持ってて、本人は社交ダンスに現を抜かしてんだな?」
私:「金曜だけじゃないですかーww」
父:「昨日も今日もプールに来ねねっけ。真面目にやれって言え?」
私:「昨日は教室プールで指導の日。今日は市民大会で、その大会役員だったような?」
父:「そっか。
校長先生もあちこちガタが来てるんだっけ、あんま無理させんなー?」
私:「確かに不調を訴えられることが多いですね」
父:「年寄りなんてのは3つ具合が悪いのが揃うと死ぬっけな」
私:「また穏やかじゃないことを…」


常連父ちゃんと話しててフト過った4文字熟語。
それは『年功序列』
『終身雇用』と共に消えて行った魅惑の四字熟語ですが、そういう意味では縦社会なのか??


混んでるときの練習はヤハリ腰が引けてしまうし、足の開きも遠慮がち。
頭も上がるし、波も高いのでその感覚に慣れて諸手伸をすると審査のとき状態になるのか、と
自分で自分を分析するアホな日曜は、漸く終わろうとしております。


嗚呼、美味しいアイスコーヒーが飲みたいなぁ( ▽ )o〇O