昨日は午後の4泳法の方々の暑気払いにオヨバレされたわけですが、
その前にいつもよりは少ない滞在時間なりに游方の練習をば。
少しばかり水に慣れたところで片手抜にチャレンジするわけですが、
自分でもこれじゃイカンとわかるほどに出来がよくない。
むむーん…と思っているところへ目の前にいたマダムが拍手をしてくる。
曰く「すごーい、キレイ!素晴らしいわ。いいねー!」とのこと。
うでも自分で何が良くないか分かっているだけに腑に落ちん。
「いや、キレイじゃないですよ。こんなんで拍手されたら困ります」などと
普段接点のないマダムに対して手厳しい対応をとってしまった。。
あのときのマダム、ごめんだよm(_ _"m)ペコリ
サテ、アウェーの洗礼ですが、本来なれば4泳法の教室で撮影した
教室生徒さんの泳ぎを評論し合う上映会が予定されていたらしいのですが、
だーれも動画を持ってこなかったことからフツウの飲み会と相成りまして。
とはいえ、ワタクシですら4泳法の教室の方々全員と面識があるわけでもなく、
最初のうちは校長先生と2人、「部外者がお招きにあずかりまして…」などと
腰を低くして過ごしていたのだけれど、上級先生以外の方はご存知ない、
校長先生が実はオラが県の水泳界でスゴイ人、ということが判明するや否や、
いままで校長先生を日本泳法も教えているらしい水泳指導員という認識程度だったものが
一転して「えー?!鈴木大地くん(日水連会長)から表彰されたのー?!」などのホカ、
「そんなこともやってらっしゃったんですか!」「へぇー、すごーい」なんつー反応が続々と。
上級先生が一応は主役のハズの飲み会なのに、校長先生が全部持っていくカタチに。
そんななかで上級先生が突然ワタクシに「4種目はやる気ないの?」と振ってくる。
4種目って、上級先生はワタクシが資格審査を受けることはご存知ないはずだが??と思っていると
上級:「だってさー、yutahaさんクロール泳げるし、バッタもやってるじゃん。
あとは背泳ぎと平泳ぎが出来れば4種目泳げるようになるわけでしょ?
俺、教えるよ?ねぇ、4泳法やろーよ。なんでやんないの?」
me :「4泳法、やらないですよ。水怖いし、そもそも興味ないですし」
上級:「水が怖いのにプールになんで来てるの?プールに来てる目的は何?」
me :「目的!…練習以外で?」
上級:「じゃあ、目的は置いておくとして、なんで水が怖いの?泳いでるのに」
me :「泳がれないから泳げるように練習しているわけで。
水はちっちゃい頃に水に慣れるために~、なんつって水かけっこさせられて。
そのシブキを浴びるのが嫌で嫌で…自分はシブキをあげてバタってるのにねww」
上級:「(⌒▽⌒)アハハ!
じゃあyutahaさんが水に慣れるために僕が水鉄砲をかけつづけますよ!」
me :「やーん、やめてくださいよう。イジメ以外のナニモノでもないじゃないですかw」
上級:「勿体無いからさー。なんで日本泳法だけなの?4泳法もやろうよ!」
医者から運動禁止令が出てるから水泳なる大っぴらな運動をしてはいけないし、
個人メドレーが出来るほどの体力自体がそもそもない。
それは練習して身につくという話ではなくて、根本的なモンダイでもある。
だけど、酒宴の席でそれを話したら場がシラケるだけじゃん?
me :「4泳法には興味がないんでスー」
上級:「じゃあ日本泳法に興味を持ったのはなんで?」
me :「校長先生に“のしって何ですか?”って訊いたらやってくださって、
それみてカッコよかったから覚えたいって言ってオワリw」
上級:「え?!校長先生とは教室で知り合ったとかじゃないんだ?」
me :「はい。常連父ちゃんが水泳の先生だよって紹介してくださって。それがキッカケ」
上級:「常連父ちゃん??」
me :「上級先生と入れ違いになることが多いので、ご存知ないかもしれないです」
上級:「でも、その人は日本泳法じゃないんでしょう?」
me :「彼は4泳法を泳げますが背泳ぎは滅多にやらないですねえ」
上級:「ねぇ、yutahaさんも4泳法やろうよー。絶対やったほうがいいって!」
me :「ですから興味ないんですってばー。勘弁してくださいよぅ」
先生:「このコはタイムや競争に元々関心がねーんだわ。許してやって!」
上級:「うーん…それにしても勿体無い。yutahaさん、絶対4泳法は楽しいよ!」
熱心に働きかけてくださるのは本当に光栄なことなのだけれど、
疾病とのつきあいを考えると、どうしたってキビシイし、4泳法より来月の審査の方が切実。
昨夜は言えなかったから、次にお逢いする機会があったときに、
そこらへんをキチンと説明しながら御礼を言わないとイカンなーって。。
サテ、居酒屋の滞在予定時間を過ぎたので帰るのかと思いきや!
「二次会に行こう、二次会に!」なんつって幹事のオジサンが皆を先導してくださる。
アレダケ泳いでアレダケ飲んで、流石4泳法を泳がれる方々は基礎体力が違うや…と
感心しながらも終電の気になる身としては、二次会に行く気力も沸かず。
ワタクシの隣を歩いていた校長先生に
「皆さんには申し訳ないけれど、ワタクシこれで失礼致したく…」と言うと
「うん、そうだね。俺も帰る。何時の電車がある?」とワタクシ手持ちの時刻表を確認。
4泳法の方々の後ろ姿を校長先生と2人で見送りながら、駅へ向かう。
校長先生ってばシコタマ飲まされてたけれど、食べるものもシッカリというか、
多分参加してた中で一番召し上がってたと思われるほどに旺盛な食欲もあって、
出来上がってはいるので、思考はゆっくりになってらしたけれど、頭はシッカリ。
資格審査の心配をしてくださったり、ワタクシの家の地番まで覚えていてくださってたり。
呼称がyu-さん→yu-たん、に変わったくらいで日本泳法に対する熱き想ひは
素面のときよりも寧ろ強く出ていたようにも感じられました。
もっとお話を伺いたかったけれど、残念ながら降りる駅(校長先生は次の駅)。
校長先生が校長先生になるまでには、本当にいろいろなことがおありで、
たくさんのものを背負ってズッとやってきてらしたのだなーと、
校長先生のココロの声に耳を傾けながら、やっぱりこの方スゴイや、と惚れ直した次第。
明日は校長先生、泳ぎの苦手なチビッコに普及・啓蒙する日。
それが終わったら練習につきあって欲しいとお願いしたら今回は断られなかった。
丁度そのメールを貰ったとき、散髪してたワタクシ。
美容院内で「やった( ゜∀゜)☆ 嬉しい!校長先生大好き!ありがとうございます!!」
なぁんてデカイ声出してヨロコンじゃって、店長がびっくりしてたf(^_^;
先週フラれてるから、ヨロコビも一入ですワ。