梅雨時はドーモ調子が芳しくなくて、病み上がりにての中2日プール( ・ω・)ノ


先週、伯爵夫人とワタクシを悩ませたマダムがワザワザ肩をたたいて声をかけてくださる。


マダム:「モウね、先生もね。だーれも私を相手にしてくれないの。
    だーれも教えてくれないの。どうしてだと思う??」
me :「先生の仰ってることをやらないからってことではなくて?」
マダム:「だって先生ってば“泳ぎこむしかない”って言うのよ?」
me :「そうですねぇ。私も泳ぎこまないと…最近練習に来れてないから」
マダム:「あなたは泳ぎこまなくてもキレイにスーッと泳いでるじゃない!」
me :「そう見えたとしても自分の中ではマダマダですし。
    つか、私と話してていいんですか?それこそ泳ぎこまなくてもいいんですか?」
マダム:「あのね?私、下手なのよ。だから泳げるようになりたいなー?って思ってね?」
me :「泳げるようになるために教室に入ってるんですよね??」
マダム:「その教室に入っても泳げないから困ってんじゃないの。

    教室の日しか来ないからダメなのかしら」
me :「ホカの日は忙しいんですか?」
マダム:「あ!
教室じゃない日にも泳ぎに来ればいいのね?」
me :「それもそうだし、こうやって話してる間に25m何回往復できるやらって話ですよね」
マダム:「それがねー?ターンが出来ないのよー」
me :「25行って一旦立って25、ってのを繰り返すのもいいらしいですよ?」


ワタクシは練習をしたいんだが…全体いつになったら解放されるのであろうか??


マダム:「そうかもしれないけど、私ホラ泳げないでしょう?」
me :「じゃあ、泳げるようにハイ、バタ足ドーゾ
(とビート板を渡す)
マダム:「バタ足ねー?私、腹筋がないから出来ないのよォ」


バタ足をやってるうちに腹筋がついてくるかもしれないじゃないか。
先生が教えてくれないってコボす前に、先生の話したことを何度も練習してれば
先生だって、そのうち努力を買って教えてくれるかもしれないじゃないか。
それを二言目には「出来ない」「出来ない」、更には相手を替えて「教えて」「教えて」って。


そもそも4泳法を泳げない初心者ワタクシ「教えて」って言ってくるのもドーナノ?!


先日、校長先生と一緒に前鴨後鴨扇返しをやっていたのを眺めていたらしい方々が
「面白そうだから私もヤリタイ」と寄ってきたので、プカプカくるん♪とやってると、
ビート板を渡したはずのマダムまで「どーやんの?」と参加しようとしてくる。


好奇心旺盛なのは結構だけれど、八方美人は八方塞がり。
他人様の事を言えるスキルもキャリアもないけれど、
「あれ?さっきまで練習してた平泳ぎキックは完璧なんですか?」なんて
言いたくもない厭味の一つも言ってしまったという…orz


既に同じ教室の人々からは相手にされていない彼女について、
伯爵夫人とドーシタモンダカ、と働きかけかたを思案しながら…。


me :「そいや、わが君は今日はいらっしゃらないのでしょうかね?」
夫人:「あぁ、そうね。今日はいらっしゃらないのかもねー?」


って噂をしてたら、ゲートの向こうを物凄い速足で歩くソレラシキ人影。
あるいはモシヤとチョッとジッと見てたら、ガラスの向こうからヒラヒラッと手を振る姿が。


おー、校長先生
嬉しいようヽ(〃▽〃)ノ !!


うでも、校長先生ってば件のマダムと関わりたくないらしく、
トコトン我らに近寄らないようにしてくれたっていう、ね...( = =) トオイメ


いいんだ。
美しい片手抜が見られたから。


あのマダム、伯爵夫人とワタクシから練習時間と校長先生を召し上げてくれたんだから、
それなりに上達するべく努力してくれないと報われないんだが??


帰りに伯爵夫人が。
「彼女ねー?マイペースなのよぅ。一週間のうちに3回は水に浸からないとね?
 慣れないうちは水の感覚を忘れてしまうのに、彼女はそれをやらないのよねー」


初心者なワタクシにも耳の痛い話でございますですよ(ノTдT)ノよよよ