常連父ちゃんが黙々と泳ぎ続ける中、マダム達に煽り足の遣り方を訊かれてたワタクシ。
それが一段落した頃…。
父:「おぅ。代用教員、仕事しったかー?」
私:「校長先生がいらっしゃれば、こんな展開にはならなかったハズが」
父:「今日は校長先生はどうしたんだね?」
私:「水泳教室。一昨日あんなに背中を痛がってたのに教えてられるのかな…」
父:「そこはyutahaマネージャーが見守ってねーとダメだろ?」
私:「その時間は学校の授業中だから出来ませーん」
父:「校長先生と授業とドッチが大事なんだね?」
私:「え…校長先生は要介護じゃないから単位を優先する」
父:「アレは要介護3くれぇ、いってっろー?」
私:「医者に袖の下つかませてケアマネを誤魔化しても要支援1もキビシイ感じじゃ?」
父:「てことは、校長先生が要介護になればオメが面倒みるってことなんだな?」
私:「要介護になって欲しくないから使い倒してるフシはあるww」
しかし幾ら校長先生と言えども遠い将来、イズレは要介護になるであろう。
彼のように背の高い方というのは移乗のときに小技が要る。
現場で働いてたときに校長先生ほどではないけれど、背の長い利用者さんがいらして、
その方に、その特殊な方法で車いす移乗を試みたらベテランスタッフが飛んできて
「ヘンなことしないで!」と厳しく指導されたので、一般的な移乗に戻したのだけれど、
力学的には身長差がある場合、一般的な方法だと双方の身体に負担が掛かる事がある。
存外介護現場って保守的なんスねって思った場面でもありますが…。
サテサテ、30分の遊泳で「疲れた」と言って帰ってしまった常連父ちゃん。
入れ替わるカタチで半年ぶりに車いすお婆さんとその娘さんにお逢いする。
最初、娘さんに挨拶をしたら「あぁ、どーもお久しぶりですー。おばーちゃーん!」
彼女が引率してきた車いすお婆さんを呼んでくださって…。
私:「ご無沙汰してました。お変わりありませんでした?」
娘:「ズッと休んでたんですよー。本人が来たいって言わないのに誘うのもアレだし」
私:「うんうん。でもお二方にお逢い出来て嬉しいです!」
婆:「ありがとねー?アンタばっかだわ、覚えてくれったの。声もかけてくれて。
ほんに、ありがと、ありがと(とワタクシの右手をギュッと強く握る)」
私:「暫くぶりなのに、元気な姿でお逢いできたことが何より嬉しいです^^」
婆:「まだ死んでねかったてww」
私:「やーん。ソコまで飛躍した話をされるとチト困りますよォ」
お婆さんが握って下さった手が話が進むごとに力強くなってゆく。
“あなたが嬉しいとわたしも嬉しい”
典型的なケツ論ではありますが、ホントにそう感じた一幕。
帰るとき更衣室で「またお互い元気な姿で逢いましょうねー」と言って
気持ちよくその場を去れたのも、また嬉しい。
イツかは未定でも次回に繋がる約束をすることは、プレッシャーになることもあるけど
楽しみになることもあって、ワタクシの場合は後者のパターンが多いので( ̄∇ ̄*)ゞ
校長先生の体調が気になるのと、嬉しい再会があったって話でございました( ・ω・)ノ☆