夜の常連父ちゃんがワタクシにタッチターンを教えて欲しいと言ってきた。
その場に居たのは彼の他に、シンデレラボーイと社長の2名。


父:「お願いします!水泳教室の先生に何度言われても俺、ターンができません!」
私:「えーっと…
(タッチターンの手順をやってみせながら説明)
父:「俺さー、ズッと自己流だったっけ教室の先生にダメダメ言われてさー」
私:「自己流でもターン出来ればなんでもいいのでは?
   競技会だと平泳ぎの時は両手タッチじゃないと失格とかあるらしいですよね?」
シ:「どんなターンでも世界新記録出せば“いいターン”になるわけだし」
社:「
(⌒▽⌒)アハハ!違いないね!…ていうかサ、校長先生はドコ行ったの?」
私:「え…1時間前にお帰りになりましたよ?」
社:「そっか。それじゃ
校長先生からは彼父ちゃんは教われないわけだ」
シ:「その代わり“代用教員”が教えてたねっかて」


だーかーらー。
代用教員じゃないんだって!
頼まれたから出来る範囲で協力しようって、ソレダケの話。
夜の常連父ちゃんタッチターンの雰囲気が出来るまで練習に付き合ったので、
プール退出が普段より40分以上遅くなってしまった(^^ゞ


そんな噂の校長先生とは、中2日ぶりに仲良くさせて貰う。
校長先生が左肩をモミモミすればワタクシが代わりに「痛い」と言う。


先生:「痛いけど、整骨院行ってっけ大分肩が回るようになってきたよ」
me :「^^…ところで先生、そのカスレた声はどうされたんですか?」
先生:「朝に
詩吟の練習してたっけだろっかねぇ??」
me :「ましてや、この陽気で空気は乾燥しているし
先生:「そーやんだww」


今日は校長先生、コースロープの向こうではなくコッチ側でワタクシによく見えるように
片手抜を丁寧に泳いでいってくださる。


嗚呼、なんて美しいんだ!!
DVD(ないけど)よりLIVE映像の方がヤハリ格段にBello♪


me :「どうやったら、そんなにが伸びるんですか?」
先生:「
(○'ω'○)ん? もう一段伸ばす(と背筋を反らす)だけ。25mは7掻き!」
me :「ただ掻いた後でジッと浮かぶってのを続けてれば7掻きでいくのですが、
    それだと
大先生的には休んでるように見えるらしくて…(やってみる)
先生:「yu-さんサ、掻き手が沈みすぎなんじゃねん?水面スレスレに掻いてみた?」


泳ぎだしてみるワタクシ
プールサイドに上がって点検する校長先生


me :「水面スレスレで掻こうとすると水をカスってしまいますね!」
先生:「うん。カスるねぇ!あとサ、手足を同時に動かさないで
    足で煽ってから掻き手をつけたほうが、どっちの力で伸びてるのかがワカル
よ!」


仰ってる意味がヨクワカランので、とりあえず三段伸からの動きに移行してみる。


先生:「そんなカンジ。足が先で手は少し待ってから掻くと伸びる!…と思う!!」
me :「
(何度かやってみつつ)難しい…」
先生:「!!
me :「
いや遣り甲斐がありますね!
先生:「うんうん^^ そうだろー?」
me :「一番最初にやったみたいに三段伸からに移ったほうが良いです?」
先生:「いや?羽交伸を2回くらいやってからのでイイヨ!」


そして更に何度か練習。


先生:「リズムもわかってきたね!」
me :「いんや、マダマダ。身体が覚えるまで少し練習します」
先生:「^^ 俺、帰るけど大丈夫だよね?」
me :「足と手のタイミングをズラす感覚はわかったので、ナントカなるかと」
先生:「うんうん^^」
me :「お疲れさまでした、ありがとうございました!」
先生:「ほいよ!(=゚ω゚)ノジャッ」


ちなみにワタクシ片手抜ってば、抜き手の後がクロールのようになってしまってヨクナイ
これは誰かに指摘されなくても自分で気づいた改善点の一つ。
校長先生もみてはいるけど何も仰らないから、現時点でのワタクシ片手抜は見守り段階なのかも。


【余談】


ダウンちゃんがプールの壁と会話してた。
ワタクシには壁の声は聞こえないのだけれど、キチンと会話は成立していて、
知的と精神の併せ技現場に生まれてはじめて居合わせたひととき。
個人的にはチョッと貴重だったカモ( ・ω・)