諸手伸の練習をしておりました。
なかなか両手の親指を絡めあって水を送るのは難しいなー…なぁんて思ってたとき。


校長先生がヒョイヒョイとコースロープをくぐってオモムロに言う。
「そこまで出来るようになったらサ、今度は片手抜に入ってみよう」




んんん??
そこまでもドコマデモ、諸手伸も出来てないっすよ( ・ω・;)?


それでも明日は校長先生は教室プールで指導日。ワタクシはバイトだから逢わないし
明後日はイヨイヨ日本泳法教室が開講されるわけで、個人的に関われるのは8日以降。
この貴重な機会を逃してなるものか、といった按配でもないのだけれど、
校長先生がいいならイーカ、と片手抜を教わる。


抜き手のコツは以前お風呂トークのときに聞いていて、
自分なりにコソ練もしていたのだけれど、どうも腕を抜くときに賑やかで
違和感を感じつつ、こんなもんなのかなー??なんて思っておったのですよ 。


先生:「右手右足、左手左足で先ず歩いてみよう。右手を出すとき右足を出す」
me :「…気づくと左右交互に手足を動かしてるっていう、ね」
先生:「昔の日本人の歩き方だよ?右手右足、左手左足。
    そしたら羽交伸両煽り足でやってみた?…それを速く!」
me :「羽交伸で速く行こうとすると結構キますね!
(息が切れる)
先生:「^^ そしたら腕。
    腰まで手が来たら肘を曲げてピッと腕を後ろに伸ばす」
me :「肩は動かさないようにして?」
先生:「肩はローリングしないように真っ直ぐなまま、後ろの腕を…。
    
(ワタクシの腕を見ながら)斜め上にあげないの!水平のまま前に持ってくる」
me :「右手は感覚がウッスラわかるのですが、左手が」
先生:「うん、右手はいいよ!右手はね」
me :「これに足をつけると…」


慌てて校長先生、プールサイドに上がって俯瞰。
なんかヘンに力が入ってしまう上に、左右交互になってしまってる感じが。


me :「なんか変に力んでますね、わたし」
先生:「うんうん^^ タイミングかな?練習だねぇ」


どうやら左肘を曲げることが疎かになるみたい。
何度かやってるうちに数メートル向こうで校長先生がお帰りの挨拶回りをしている。
そして…


先生:「yu-さん、(=゚ω゚)ノジャネッ
me :「ダメダメ、先生。まだ帰っちゃダメっ」
先生:「
(○'ω'○)ん?


この遣り取りをマダム達が指差して笑う。
「ホントにこの2人って仲いいよねー!」


笑いごとではないのです
今日この機会を逃したら次までに間が空きすぎる切実さ(ノД`)


引きとめた割には、例によってのワンポイント指導でアッサリ解決。


校長先生改めて(・◇・)スゲー。
しかしながら片手抜の修行は始まったばかりでございます。